⑤『2000円の差』ハルパ<RN評>
👛―――――――――――――🐟
人生いろいろで賞
by rin
👛―――――――――――――🐟
◇りん
不思議なうなぎ屋を舞台にした物語。
彼の人生を語るだけで大金がもらえるというところに、それだけの意味を見出したいという気持ち、絶望の中にいるけれど、希望も感じました。
存在感のある女の正体はなんだったのか?
そこには長い物語があるのだと思います。
ラスト、店を出て歩き出す場面の、どこへ向かうのかわからないところに「羅生門」に似たものを感じました。
「2000円の差」というタイトル、私は時間の流れを感じましたが、それについての言及があまりないので、もう少し書いてもいいかもしれないですね。
案としてあがった「最後のひつまぶし」や「帰り道」もいいと思いました。
◇ノラン
まさに暗中模索の男の心の内なんでしょうね。バッドエンドに思えますが、読み返していくと深いな~と。チラ見えする、女が属す組織の存在や、男の背景。そこに何があるのかは語られませんが、妄想逞しくしてしまいます。女は忙しそうですね。この男を見送った後、またどこかへ行くのでしょう。次はステーキ?
青竹ビクに捕まった人生、ビクは丸くて体を傷つけることはないけれど、出口は狭くて脱出はとても難しい。でも確かにそこに、光は見えている。
👛―――――――――――――🐟
人生、青竹うなぎビクで賞
by noran
👛―――――――――――――🐟
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます