シルバネラの歌 4編
アイバ・スイメイ
決意の前 【第30話より】
「
雨上がりの空
私のこれまでに指立てるように
山が照らし出される
私の心もかなかな揺れた
正しい事ってなんだろう
冷たい北風が答え知ってるのかな
夢の入口は
船の乗り口は 手も届かない
さらっと ふわっと
生きたい道に気付く鍵
私の時間は限られている
惑う
蝶が飛んでゆく ひらひら舞った
私の声もひらひら踊った
浮かれるくらいに軽やかに
世界を渡る力をここに
泣きたい程に悔いる過去を
抱えながら 今も生きる
沢山の花びら きらきら落ちた
私の願いもきらきら消えた
できる事なんて数少ない
選ぶ勇気と 捨てる覚悟を
新芽が萌ゆる はたはた伸びた
私の歩みもはたはた進んだ
止まり悩める場所は無い
望まぬ結果の宝を嫌っては駄目
先を見る私 答えは手の中
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます