第10話 晩春

 雨が降り


  過ぎゆく春を


   惜しむらむ


 春が過ぎ


  若葉萌え立つ


   季節かな


 お日様が


  眩く見える


   昼下がり


 ※今回は初夏にちなんだ句になります。一句目は春が過ぎ去るのを惜しみながら、変化を感じるある人をイメージしました。

 二句目は晩春から、初夏になりつつある光景を詠んでいます。三句目は陽射しが徐々に夏っぽくなってきたのを詠みました。もう、夏日も続出する季節になっていますね。体調には気をつけたいものです。


  

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