第5話 春めいて

 雨が降り


  空から落ちて


   泣く若子わくご


 春めいて 


  桜の花には   


   鳥が飛ぶ


 友が来る


  嬉しく思い


   雲雀鳴く


 ※三句を詠みました。一句目は雨が降る中、空から落ちてきた雨粒と泣く子供さんを掛けています。まあ、空から実際に人が落ちてきたら一大事ですが。

 二句目は春の盛りになってきた様子になります。ハチドリか、メジロか。どちらかが桜の花の側で飛んでいるはずです。

 三句目はある女性に、友人が久しぶりに会いに来てくれたという光景を詠みました。

 春なので、雲雀が鳴いていますね。

  


   

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