ビッチ事務員も救うぞ!【花見優花編】
ここまで俺は、なんと2人の美女とやっちまった。
ハゲ散らかしたバーコードパワハラモンスタークソおっさんから、見た目は普通のイケおじにクラスチェンジしてから、とりあえず美女とウハウハライフを送れている。
ここに来て、3人目のフラグが立ったようだ。この3人目のフラグを立てるために光恵編とめぐみ編であちこちイベントを起こして謎を解かないといけないのだが、俺は3人目シナリオ突入の条件を既に知っている。
「
俺は地味系のメガネおさげ事務員、
「……ありがとございます」
優花はシュークリームを受け取ると、俺にメモを渡す。勤務時間の後、メモの場所に行くとメガネをとって髪をアップにしたフル装備の優花がいた。
うん、やっぱりなかなかの美人だな。
「全く、私が玉村屋のシュークリームを好きだということをどこで知ったんですか?」
この花見優花は前の攻略対象と違い、謎を解いてシュークリームさえ渡せば股を開いてくれるというシュールキャラだ。
「シュークリームのお礼はすることにしているんです、私についてきてください」
優花は歩き出す。その行く先は……歓楽街だ。
「少し身体を温めてから行きますか?それとも、すぐ行きますか?」
「すぐ行こう」
身体を温める、を選択すると優花との会話イベントが始まる。なんで優花がこんなシュークリームでビッチなことになってるかの語りが入るのだが、既に俺は何周もしてその度泣いているので今回はパスすることにする。
「部長って意外と積極的なんですね」
さっそくホテルに到着すると休憩と宿泊を選択できるが、宿泊を選択。休憩にすると『優花の秘密のブロック崩し』という小賢しいミニゲームが始まってしまい、本編とは関係ないコントのような流れになってしまう。
「私、部長を見直しました」
なんだ、みんな同じこと言うんだな!?
「私も君のような美しい人と一緒に居れて光栄だ」
「やだもう部長ったら」
シナリオ通り優花はするすると黒いストッキングを脱いでいく。黒パンスト……男のロマンじゃ!
「これ、欲しい?」
ゲームだとここで「欲しい」を選択すると優花の女王様プレイになってしまう。それはそれで楽しそうだが、今は優花を征服したい。
「いや、結構」
「あらそう?」
優花はパンストをぺちゃっとソファに投げる。
「それよりも、こっちのシュークリームを貰おうかな」
「いやん部長のえっち」
ここはゲームの台詞と一緒だ。
見てろよ、俺の鍛えたエロゲスキルを!!
「部長ぉぉぉ……すごいぃ……」
ハハハ、どうだ俺の連打テクニックは!!??
「ハァハァ……シュークリームのこと……あんまりほかの人には……はなさないで、くださいね……?」
優花もこれで堕ちた。
これでメインヒロインは3人、全部攻略できた。
あとはサブイベントの回収をしていくぞ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます