語尾とかツンデレは性格ではありません

 タイトルの通りですが、とかとかは性格ではありません。

 知っとるわ、と言いたくなるでしょうが、こういうわかりやすい属性があると、油断して人格の掘り下げが甘くなることがあります。

 コミュニケーションスタイルの特性があると、キャラが立った気がしてしまうものです。


 特徴的な語尾、ツンデレ、ヤンデレのような、一種のコミュニケーションスタイルと言える属性付け。あるいはお嬢様やエリートのような、表面的な社会的属性の付与。

 これに終始してしまうキャラは、恐らく作者の思い入れがあまりなく、そしてストーリー展開にも必要が無くて替えがききます。


 そういうキャラは、いっそ無くすのも勇気。

 一場面に登場するキャラが増える時の読者の負担は、マンガより小説の方が大きいです。

 読者のリソースを無駄遣いするぐらいなら、そのキャラを無くして他の主要キャラを引き立てるのが優しさだと思います。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る