星楽人は高校生にして素晴らしい歌手であり、何度も声楽コンクールに優勝するほどであった。しかし、それを妬ましく思った同じ音楽教室の同世代の生徒に暴行を受けて聴覚に障害を負ってしまい。その道が閉ざされてしまった。

この事件は主犯はこの町一の金持ちの子供であり、星楽人の親に多額の賠償金が裏で払た事によりもみ消されている。

星楽人は本心では納得いかないものの。貧乏な家に孝行するためにこれを承諾した。

音楽を辞めて絶望に浸っている時に失踪した有名な音楽家の英律希の書いた楽譜を手に入れる。これはトルネンブラを表している楽譜でこれを読んでしまった瞬間に星楽人はトルネンブラの声が頭の中で聞こえ、さらなる成長後に宮殿で歌う事を条件に聴覚を回復にしてもらう。それと同時に聞いた者を狂わす狂気の歌の力を手に入れる。罪悪感に耐えかねた母親が自殺した事も重なり星楽人は狂気に犯されこの力を使い自分を陥れた者への復讐と選別を開始する。