第二十話リリーたちの宿取りスイーツ巡り

第二十話リリーたちの宿取りスイーツ巡り


私、リリーは疑問に思っていることがある……それはこの、ノコノコとクリボーが私に着いてきたこと

「なぜあなた方は私についてきたのです?」

「なぜかってそれは、あなたが一人では寂しいかなと思ったからです。ね、クリボー」

「オレも一人は寂しいかなって、あとオレも二人と一緒にいたかったからだな」

「そうですか……私は二人が一緒でも大丈夫なのでついてきても構いません」

そして二人はついてくることになった。

「まずは今日みんなと一緒に泊まる宿を探しに行きますよ」

「分かりました。私も一緒に探しますね」

「オレも探すぞ」

私たちはまず役所の冒険者課に貼ってある、冒険者御用達宿紹介を見に行くことになった。

「ねえノコノコ、クリボー何かいい宿あった?」

「これなんてどうだ?最寄り土管から徒歩五分にある宿だけど、紹介に書いてある料理が美味しそうだから」

「私はこの宿がいいと思う。最寄り土管からは四十分と少し遠いけど景色が良くて星も綺麗に見えるって評判の宿だそうですよ」

そして私たち三人はさまざまな紹介を見て話し合って決めた宿はこういうものだった。

最寄り土管から徒歩二十五分と少し遠いが人通りが少ない場所に宿があるため静かに美味しい食事を楽しめ、宿の外は綺麗に星空が見える。従業員の接客も良かった。部屋も綺麗で匂いもしなかった。飛び込みも大丈夫だったからありがたかった。と書いてあった宿にした。

そして私たち三人は宿に空室があるかを確認しに行くことになった。

「どんな宿か楽しみだなノコノコ、リリー」

「そうですねクリボー、リリーさん」

「私も楽しみですが、まずは空室があるかどうかですね」

私たち三人は泊まることになった宿についたので空室があるかを聞いてみることになった。

「ここの宿の紹介で飛び込みが大丈夫と書いてあったので、今日泊まりたいと思いきたのですが、空室はありますか?」

「確認してまいりますので、少々お待ちください」

そう言って確認してきてもらった。

四分後

「空室がありましたよ。泊まる人数をお聞きしてもいいですか?」

「分かりました……えーと……私にノコノコ、クリボー、ルミエル、ノラとノア、ヨシカゲにアカネ、ヒョウとミリア、シャルロッテ、スミカで……十二人ですね」

「わかりました。それでは四人部屋を三室を用意して待っていますので人数が揃い次第予約をした方がロビーに来てください。部屋の鍵をお渡ししますので」

「分かりました。揃い次第私がロビーに鍵を受け取りに参りますので」

そう言って私たら三人は時間まで観光をすることになった。

「私スイーツが食べたいけどノコノコとクリボーはそれでも大丈夫?」

「私は大丈夫ですよ。クリボーはどうですか?」

「オレも大丈夫だ!」

そして口コミで人気になったスイーツ店に行くことになった。

「なあノコノコ、リリー、オレここに来て大丈夫か?キラキラしすぎてオレ場違いじゃないか?」

「大丈夫ですよ。クリボーならいつもあなたが料理を美味しそうに食べる時周りも笑顔にしてますから」

「すみません。私クリボーが料理食べているところを見たことがないので何も言えず、しかし私はクリボーともノコノコとも一緒に食べたいと思ってますよ」

「〜ありがとう二人共。それじゃあノコノコ、リリー行こう!」

私が注文したのはチーズフォンデュケーキ一個とリッチチョコレートプリン六個。

ノコノコが注文したのはエクレア三個とモンブラン入りシューアイス二個とチョコケーキ二個。

クリボーが注文したのはモンブランケーキ三個とガトーフロニャージュチーズケーキ一個。

そしてクリボーが料理を食べていた時になぜか周りから見られてるなと思ったら、理由はすぐに分かった。

クリボーがすごく美味しそうに幸せそうな笑顔で料理を食べていたからだった。

なんだか私も笑顔になってきた。

これがノコノコが言っていたことか、すごく分かるなと思った。

私たち三人は注文した料理を全部食べたあとに次はケーキのチョコに頼んだ絵を描いてくれるケーキ屋に行くことになった。

チョコの絵はノコノコとクリボーの好きな絵にしてもらった。

「ねえノコノコ、クリボー、チョコの絵は何がいい?」

「私はやっぱりクッパ様ですね……しかしそうするとクッパ様を食べるみたいになってしまってなんだか複雑ですね」

「オレはクッパ様でも大丈夫だな、実際にクッパ様を食べるわけじゃないから美味しかったら大丈夫だ」

そして私たち三人は一緒にケーキを食べた。

そして絵がすごく上手でイラストレーターになれるのでは?というレベルで上手だった。

そのあと三人でさまざまなスイーツ店を巡り集合時間に間に合うように場所に向かった。

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