第18話
ソフィーへ
こちらは春もたけなわ、木々も緑色に染まって気持ちの良い季節だよ。
いよいよ戦争が始まるの?とても気になるよ。
それとハンガーストライキを本当に始めたの?僕としてはただの助言だったんだ。軽はずみな事を書いてしまったとだいぶ後悔している。体の調子はどうなの?僕に責任があるよね?これを書いている今もハンガーストライキは続いているのかとても心配だよ。もう無理だと思ったらコッソリ何か食べると良いよ。誰にもバレなきゃ良いんじゃない?僕はソフィーの事がそれだけ気がかりだよ。
学校の事が知りたい?
学校は頭がおかしくなるくらいに楽しいよ。高校1年生になって友達がとても増えたよ。とても充実した毎日を送っているよ。
勉強の方はこの前、中間試験があったんだけど良い点数を取ったよ。
そしてある放課後、僕の事が好きだって告白された。相手は幼なじみの同級生で同じクラスの氷見冷子という女の子だ。彼女は放課後に教室で僕の事好きだと言ってきた。幼なじみだし、到底そんな恋愛感情はもてないからと「友達で居よう」と断った。
すると彼女はこう言い出したよ。「それは前向きに考えてよろしいのですね」と一人うなづいた。
こういう場合はどうしたら良いんだろうね?
ソフィーは好きな人いるかな?
何ていうか、気になる人っていうか、良いんじゃないかっていう人いるかな?
是非とも聞きたいな。
いつものようにマンガを送るけど、小山のてっぺんまで持ってこれられる量的にこれが限界かな?
戦争が起こらないことを祈っているよ。
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