第12話

ヨハナと別れたあと兄様が帰ってくるのを待った。


「悪い悪い遅くなった」

「大丈夫だよ。それよりほかに挨拶する人はいないの」

「んー特には思いつかないな。とりあえず時間でも潰しておくか」


兄様とパーティに並べられているご飯を食べながらいつものように他愛もない話をしていると怪しい動きをしている老人を見つける。


「兄様、あの人怪しくない?」

「ん?ああ怪しいな。後をつけてみるか」


老人のあとをつけていると外に出た。外には老人を待っている人がいてなにやら話している。


「あいつらへの対抗手段は見つかったのか」

「それがまだ見付かっておらず...」

「そうか。こちらでも探してみる」

「そうですねこのままでは私たちの負けですから」


会話の意図が見えない。鑑定をしてみることにした。


アーダルベルト=シュルツ

Lv323

スキル:火魔法Lv10、水魔法Lv9、風魔法Lv8、土魔法Lv8、剣術Lv10、体術Lv10、弓術Lv7、槍術Lv8、双剣術Lv8、神殺流Lv10、魔神殺流Lv10

固有スキル:なし


ディーデリヒ

Lv213

スキル:火魔法Lv9、水魔法Lv7、風魔法Lv5、土魔法Lv8、剣術Lv10、体術Lv19、

弓術Lv4、槍術Lv7、双剣術Lv8、神殺流Lv9

固有スキル:なし


おいおい何だこのステータス。化け物じゃねーか。


「やはり我々人類は神には勝てないのかもしれないな」

「いや諦めてはなりません」

「そうだな」


神...?今神って言ったよな。もしかしたら彼らも神について理解しているのかもしれない。ここであの人たちとのつながりを持たなければ一生後悔する気がする。


「兄様」

「ん?一回戻って父様たちに言うか?」

「兄様は呼んできて。僕はここで見張っとくから」

「あぁわかった」


兄様がいなくなったのを確認して俺はあの二人に接触する。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

良かったらハートとフォローをお願いします!

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る