無幻.

 光があれば闇があるような

 幻は水泡へと消えた

 今更遅いよって

 振りほどいたその手が

 仲間との離別が

永遠の闇へと誘う

 まだ此処にいたくても

 まだ過ぎていく透けていくDays.

 誰かが居なくても

 大丈夫やっていけるさ

 帰れなくなるんだ

 まだ此処にいたい

 あの時の多分

 涙を流したことが無いから

 そんなしんがんで

 おかえり

 只今

 二人

 三人

 よいやみ、みょうちょう

 あの時に掛かったしちきょうの先で

 また会えるよ、描き足そう

 僕のCanvasに

 伝えたいことがあるよ

 一人じゃない

 まだ此処にいるからさ

 同じ朝日に共に重なる沿線へ

 伸びていく影が重なった時

 僕らは歩き出せる

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