6.初登校日
やっときた、俺の青春…!
なぜか今日だけは目覚めがいい…!
と思いながら食パンをかぶりついていた
ーピーンポーン
だれだよ、だるいなほんと
こんな朝からチャイムなんて鳴らしあがって
「今いきまーす」
ーカチャ
「よっ」
え?なんでおまえがここに?
「何しに来た?」
「約束してたじゃん!一緒に行くって!!忘れたの?!」
あ、そうだった………
「あぁ…そうだったな、俺まだ準備できてないからとりあえず上がってくれ」
「へいへーい」
こいつほんとにうちに慣れてやがるな…
自分の家みたいにすらすらとリビングにいくし…
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「準備終わったし行くか」
「はやく、いこいこ!!」
「めっちゃうきうきしてんな」
「そりゃそうでしょ、新しい友達つくれるんだから!!」
これが陽キャというものなのか、、恐ろしい…
「そうなんだ…」
「景はつくんないの?」
「1人2人つくれればいいかな」
まあ俺は別に部活入る予定もないし、そもそも俺みたいな陰キャに話しかけてくれる人なんてほんの一部だろ
「なら私が友達たくさんつくって紹介してあげる!」
「いいよ、めんどくさいし。とりあえずいくぞ」
「はーい」
俺たちは靴を履いて太陽が照らす外へと踏み出した
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