第14話自惚れ

 しかし、戦艦ならば、こちらには大和が居る!


 後方だが、安心感が全然違う!


赤城に搭乗していても・・・。


「前方に空母!」スワッ!


 艦内放送は、全て度なり声・・・ではなく、叫びだった!


「全機発信!」のんびり顔から険しい顔に変わる!


 大将の声で楽勝ムードの顔が引き締まる!

情報が遅かった。


 上官の誰もがそう思っていた。


「篠山、行きます!」


「行け篠山!」


部下の一等兵を見送る。


 敬礼をしていた。

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