お義母さんと私2
私は早くお義母さんと仲良くなりたいと思っていた。
スーパーでお中元の冊子を見つける。そうだ!次はお中元で挽回だ!
二ヶ月も前からお中元の冊子を見て考えた。69歳のお義母さん。何が喜ぶかな?お菓子?スイーツ?ハム?魚?
定番のハムが1番高見栄しそう!値段はと…。んー色々あるな〜!5000円くらいにしよーかな〜!安すぎても、高すぎてもダメな気がする。気を使わせちゃうから。(内心は安く済ませたい笑)
けっこう高そうに見える4500円の物にした。
七月上旬には届いたようで、夫氏の電話にお義母さんからの着信が鳴る。
今回は、話す内容をメモしていた笑
電話を代わり
「初めまして!」
と、割と大きな声で言ってしまった。私は本当にコミュ障だ。
メモを読みながら話したが、会話になっていたかわからない。笑
多分とんでもなくくだらない質問をしていたと思う。笑
そして、11月!とうとう秋田のお義母さんの家に挨拶に行く事に!お義母さんは弟さんと住んでる。
夫氏にとっては叔父さんだけど、私はなんて呼んだらいいのだろうと悩んでた。
四時間かけて秋田駅に着くと、駅の改札にはお義母さんと叔父さんが待っていてくれた。
「初めまして。」
と簡単に挨拶を交わすと、家に行く為に叔父さんの車に乗り込む。
家に着いて、居間で4人で顔を合わせるとみんな落ち着かない様子。
お義母さんは、身長が低くて髪が短くてピンクの花柄の服を着ていた。短い髪は、ピンクベージュに綺麗に染まっていた。おそらく私達が来るので美容院にわざわざ行ってくれたのではないだろうか?可愛いらしいお義母さんで安心した。
居間を見回すと電話の所に、母の日に送ったプリザーブドフラワーが飾ってあった。飾ってくれてる事にお礼を言う。お義母さんも笑いながらお礼を言ってくれた。
雰囲気は和やかになっていき、二時間程話して…
話が尽きた笑
それで、お義母さんご飯にいこうか?と!
回るお寿司に行った。よく知ってるチェーン店ではなく、けっこうお高めだった。私はこうゆう時は誰がお会計をするのかわからなかったので、とりあえず、1番安いイカを何回もおかわりした。
お会計はお義母さんだった。夫氏払ってくれよ〜!と内心思う。
駅まで乗せて行ってもらい、今日のお礼をいいお義母さんと叔父さんは帰っていった。
ホテルにチェックインをし、翌朝早めに起きてホテルの朝ご飯を食べる。新幹線に乗るまでまだ時間がある為、駅前を散策する事に。
お土産屋さんは空いており、自分家用のお土産のきりたんぽと会社と絵画サークルのお土産のお菓子等を買った。
そして、四時間かけて家に帰宅。お義母さんに帰ったとの連絡をした。
緊張と移動のせいでグッタリと疲れご飯も適当に済ましてその日は眠りについた。
続く
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