能力者インタビュー② 科学と能力の二刀流、為成氏に訊く
5年前の"あの日"以降、我々の生活には魔法が舞い込んできた。
その不思議な力を使えるのは一部の人間のみ、地域によってはおとぎ話や都市伝説のようなものと化している存在なのかもしれないが……今回はそんな魔法と学術の「二刀流」として有名な為成エイト氏に独占インタビューを行ったので、そのやりとりを以下に記す。
―まさか魔法が科学的に扱われる日が来るとは
それはびっくりしましたね(笑)。まぁ、でもそこまで不思議じゃないかもしれませんね。
例えばこのライター(ポケットから取り出した)。これを例えば1000年前に持っていけば、それはまるで恐るべき力を持つ存在として扱われることでしょう。
何が言いたいかというと……幻術とか魔法として今まで扱われた分野に、ついに人類がたどり着いたってことなんだと思います。その発端が不思議な隕石ときたものですから、その解明とかはまだまだ分からないことだらけですけど(笑)。
―為成氏の考察を聞かせてほしい
そうですね……なんというか、私は上位存在からの何らかのメッセージなんじゃないかと睨んでますね。魔法が現実に現れたように、科学で解き明かせないものを今から私が明らかにしますので、楽しみにしてください(笑)
―為成氏の生活は魔法で便利になったか
そりゃ、なりましたよ。恥ずかしいので詳しくは言いませんけど、とても便利な力をいただきましたね〜
今回は以上だ。為成氏はとても気さくな方であった。次回も楽しみにしていてほしい。
2035年12月17日 編集者H
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