千鶴への応援コメント
きっと誰もが黒い箱を持っているんでしょうねえ。
大きい箱の人もいれば、小さい箱の人も。
子供の頃は箱に入れるだけの生活が、大人になったら小出しにする。
旦那さんは可哀想だけど、自業自得でもありますねえ。
溜め込まないのが一番です。
作者からの返信
月井忠さん
黒い箱。
千鶴は、ちーちゃんの黒い箱があるから、生きていけた。
黒い箱はきっと大なり小なり、誰にでもあって。
その比重が大きくなったとき、ちーちゃんという人格が現れて、
みたいに考えておりました。
溜め込まないのが一番ですが、吐き出す術を教えてもらっていないと、
どうしようもないかもしれません。
旦那さんは、一時の安寧を与えてしまったので、より罪が深い気がします。
千鶴への応援コメント
西しまこ様、コメント失礼致します。
ひたひたと迫るホラーですね。
私に箱はないかな。
他人は他人、自分は自分。というのが徹底しているので、妬んだり羨んだりしたこともありませんし。
だからドライなんだろうなあ。
もう少し情緒があれば、黒い箱の出番かもしれませんね。
作者からの返信
カイ.智水さん
わたしも、「他人は他人、自分は自分」って思っています。
でも、わりに、周りは違うような気がします。
妬みの感情がきついですねえ(妬まれるようなことではないですが)。
千鶴は親から虐待され友だちには虐められ、
結婚して平穏になったかと思いきや、今度は夫にDVされ。
そういうのを全部黒い箱に入れてきたのです。
そういう人、実は多いかも? と思ったりします。
千鶴への応援コメント
ちーちゃんは千鶴の第2の人格的なのかと思いましたがそうでは無いのですね
黒い箱から出てきたもの…邪悪すぎて人の精神に作用しそうですね
旦那さんは多分長く生きれない気がします
それか廃人になっちゃうとか
お化けとは違う心の闇、怖かったです
作者からの返信
@rnariboseさん
「ちーちゃん」がどのような存在か。
そのあたりははっきり書きませんでした。
ただ、千鶴→ちづる→ちーちゃん がネーミングの由来です。
自分から分化した、もう一人の自分。
解離性同一性障害(二重人格)だと、もう一人の自分は認識出来ていませんが、ここでは会話しています。
だけど、この場合、「ちーちゃん」と会話しているのは無意識の領域で
日常的には「ちーちゃん」とは会話していない、というイメージで書きました。
「ちーちゃん」は痛みや苦しみを引き受けて、マイナスのことをまるごと黒い箱に入れるのです。
黒い箱がいっぱいになって、そっと蓋が開いたら。
旦那さんには明るい未来はないと思います。
みんな、心の闇があると思います。
それと、どのようにむきあっているか、かなあって思います。
千鶴への応援コメント
こんにちは。自分の心や痛みを閉じ込める。
私の場合は、箱では無くて「扉」かもしれません。
負の感情が溢れて嫌な自分になってしまいそうになったら、その部屋に置いて扉を閉める。
頭の片隅には残っているけれど、その部屋には戻らないように鍵をかけて、その鍵は捨ててしまいます。
とても苦しい気持ちになりましたが、どこか共感できる作品でした🥲
作者からの返信
ヒニヨルさん
扉。鍵が必要ですよね。
そして、そういういろいろ入れておく場所って、
誰れも必要じゃないかなあと。
このお話のポイントは「ちーちゃん」がいることです。
「ちーちゃん」って誰だろう?
現実の誰にもたすけてもらえず、「ちーちゃん」にしかたすけてもらえなかったところに一番の悲しみがあるかなあと思いながら書きました。
コメントありがとうございました!
千鶴への応援コメント
俺のは箱じゃなくてトランクです。かなりデカいです……。
と、そんなことより
テイストはもう一つの作品とは違いますが、これはこれでハラハラさせられる側面もあり、面白かったです。もちろん、読み物として興味深かったということで、主人公の心の傷や苦痛に思いを馳せると切なくて仕方ありません。
黒い箱を捨て去る日が来ると良いなぁ。気づいたら空になっていることを願います。
作者からの返信
淀川大さん
トランク!!
少し前にトランクに死体を入れて捨てる話を書きました。
トランク、高いのになあ。
(そういう問題ではない。)
入れておく箱がないと息が出来なかったりするのです。
箱がなくてはいけないかったこと、
それも、たぶん傷つくことが多かったこと、
損なわれてしまったこと、
そんなことを思うと、大変悲しいです。
「ちーちゃんの黒い箱」で「ちーちゃん」と会話しているのです。
「ちーちゃん」って誰でしょう?
「ちーちゃん」がいなければ乗り越えられなかったことを考えると
切ないです。
千鶴への応援コメント
読みながら「幸福な家」につながるような仄暗さを感じました|ω`)
作者からの返信
みかりん
これはダークな話です。
わたしの話は時々、ダークサイドにすっぽり入り込んだ話があります。
えへへ。