第8話 清廉一族

「今回の一件、流石でございました」

「うむ」

「まさか、団長が入試の時に目をつけていたサムランが敵の会員の一人であったとは、わたくし、目から鱗ですわ」

「うむ」

「ふふふ、今頃天明界も焦っていることでしょう。今回、会員は下級、中級が五人、そして、わたくしと団長で上級が二人。全て撃破いたしました」

「うむ」

「まさにこれは、最初からの狙い通りということでしょうね」

「うむ」


 なーんの話なのかさっぱりだが全部わかっていますよ感を出すしかない。代行者フィルターが入ると全部すごいになるのはいつものことだ。


「キルス様、団長はお疲れのようです。少し下がられては」

「なんですか? 副団長、貴方も帰れば宜しいのに」

「私は少し団長と話があるのです」

「ほう」


 やめて! 俺のために争わないで!



「しかし、団長の狙いがここまで上手くいくとは私もびっくりしました」

「えぇ、さすがですわ」

「最初にサムランが怪しいとわかっていながら捕縛をしなかったのは、魔法文献を確保するためですよね?」

「う、うむ」


 レイナが何か言っているが、こいつが偶にしてくれる俺の行動のフォローなのだろう。



「サムランが天明界で文献を狙っていることにすぐに気づき、しかし、あえて泳がせました。その際、魔法文献を天明界に見つけさせ襲撃を起こさせた。そして、文献の場所の発見、敵の排除をいっぺんに最も効率よくなされたということですね(最高級のメイドフォロー)」

「ふ、私としてもこれが最善であったと思ったのでね」

「流石です、団長(最高級のメイドフォロー)」

「流石ですわ! 今回魔法文献の中に六大神など、微かに記載がありました。単純に奴らに魔法文献が渡るのも問題でしょう。今回の一件で王族直轄、【神聖騎士団】が直々に魔法文献の守備管轄を変えたそうです」

「うむ」




 神聖騎士団って、ビッグシスターの内定先だったような気がする。めっちゃ入試が厳しくて審査も重いって聞いたけど、流石はビッグシスターだわ。



 うーむ、そろそろ二人共夜遅いから帰ってくれないかと薄々思っている。そうすると、こんこんと部屋をノックする音が聞こえた。



「団長、お久しぶりです。【女帝】チャイカでございます」

「「っ!!」」

「入りたまえ」




 うわぁ、アルカナ幹部がまた一人増えるのか! 今日はもう寝たいけど、部屋に入れるしかないなぁ



「チャイカか、よくきた」

「団長、お久しぶりです」

「その話し方は窮屈だろうと以前にも私は言ったがね。好きに話したまえ、立場はあるが常に我々は対等だ」

「ふふふ、ならばそうせて貰おうかのぉ。こっちの方が妾は楽なのじゃ」



 チャイカ。銀髪に紫の瞳を持っている幹部団員だ。身長まさかの189センチ、超絶ぼんきゅぼんなスタイルの女団員である。レイナは基本的に自分より巨乳が嫌いな器の小さいメイドなので、凄く嫌いらしい。



「チャイカ様、すぐに帰っていただけますか」

「断らせて貰おうかのぉ。妾は団長に用事があるのじゃから」

「そうですか。ならさっさと用事済ませてください」

「うむ、団長殿。妾は団長殿が最近も見事な活躍をしていると聞き、顔を見たくなったから来たのじゃ」

「それだけならさっさと帰れば宜しいのでは?」

「全くですわね」

「引っ込んでおれ、チビ貧乳ダブル」

「「な!?」」



 あーあ、もうケンカ始まってる。さて、チャイカと名乗るこの団員は一見すると凄く若そうな女性に見える。しかし、実際は200歳くらいらしい。なんでも、ずっと封印されていたとか。



 とある山奥に封印されていたので厨二時代に思わず解いてしまったのだ。その時はひどく驚かれたな。かなり強固な呪いらしいので。



「そ、そっちが消えてくださいまし! おばさん(ぴちぴち15歳)」

「そうですよ、消えて下さい、おばさん(かなり高年、ぶっちゃけ年上神様)」

「貴様ら……」



 チャイカは吸血鬼と言われる存在なのだ。流石は異世界ファンタジーと言いたい所なのだが、この世界に吸血鬼族は存在していない。あくまで彼女のみの単体的な存在なのだ。


 そして、彼女は吸血をしないと活動ができないのだ。彼女は他者の血を吸うことでそれを魔力に変換しているらしい。



「まぁよいわ。それで団長殿、いつもの【あれ】をお願いしたいのじゃ」

「構わんよ」

「前から思うのですが、わたくしでそれはよくないでしょうか?」

「私の血すごく美味しいですよ。よく虫に刺されてるので味は保証します」



 吸血をする行為が気に入らない団員もいる。というか幹部とかが主にその傾向なのだが。



「お主らの血など吸いとうないわ。団長のが一番栄養があるのは吸わずとも分かるからのぉ、一番長く効率よく、活動が継続できるのじゃ」

「構わんよ」

「では、遠慮なく」




 ガブガブ、ちゅーちゅーと彼女は吸っている。




「ぷはー! 美味しいのじゃ!」

「そうか。前から思うのだが、そんなに美味しいのか」

「えぇえぇ。それはもう、美味いのじゃ! 栄養満点じゃ!!」



 大分血を吸ったら眠くなったようでベッドに横になった。



「団長殿、妾が添い寝してやろう。血の礼じゃ」

「遠慮しておくよ」

「なんじゃ、釣れない男よ」

「では、私がもらいますね。代わりに」

「お主がもらってどうする。てか、あっちいけ」



 レイナとチャイカが争っている間にキルスが俺の元によってきた。


「団長。そろそろ次の命令を与えてほしいですわ。今回、天明界の動きを見事に察知し、打ち倒した団長ならば既に他の手も考えておいでのはず」

「……あ、あぁ、勿論だとも」

「学園の神器について、引き続き回収をするべきか。それとも別の任務が良いのか」

「ふむ、取り敢えず暫くは現状維持で構わない。私は私でやることがあるのでね」

「まさか、既に行動に移っていると!?」

「あ。うん、そうだな」

「そんな……流石でございます。団長」




 どーしよう。そろそろテストあるからその勉強と、何かしらの部活に入ろうかなと思ってたり、夏休みに、グランパとグランマに会うことと、色々バイトに参加することしか決めていなかったんだけど……



ま、まぁ、良いよね?




◾️◾️



 僕はナナ・ラキルデュース。宗教国家ラキルディスの第三王女である。僕を一言で表すなら可愛くて美人である。

 

 まぁ、事実だしね、鏡写ったらあら女神かな? と思ったら写ってるの絶対僕だしね!!


 なーんて、日々思っているが周りの人には清楚な姫様を演じている。



「あ、そうなんだね。〇〇くんて優しいよね」



「えー! 嘘、本当に〇〇ちゃんはおしゃれだよね」



「えー、それわかるわかる! あそこのスイーツ美味しいよね!」



 正直言ったら、全然友達いない。というかこんなあざとい雰囲気や言動を出しているけど、遊びに行く友達いない。話したり、お昼食べたりする人はいるけど、それ以上には発展しない。

 やっぱり王族だから何かあったらまずいと思っているのだろう。クラスメイト以上、友達以下がすごい多いのだ。



 でも最近、友達と言える人が増えた。一人は同じクラスのナデコちゃん、もう一人はイルザちゃん。


 そして、もう一人はゼロくん、または兄弟。



 個人的に言ってはなんだが、ゼロ君と絡むのが一番多い気がする。なんか、雰囲気が独特で面白いんだよね、あの人。


 魔力が無いらしく落ちこぼれと言われてるけど、本人は特に気にしてないみたいな言動が好印象だった。


 それに、僕と彼は同じ秘密を共有している。六大神と愚神についての供述だ。歴史が隠蔽されているかもしれない、その事実を知っているのが身近にいてくれるのは結構嬉しい。


 彼はそんなに信じていないが、僕はこれが必ず世界を揺るがす何かであると思っているのだ。だが、だが折角同盟組んで兄弟になれたというのに彼は結構ドライだ。


 あっちから話しかけてくる時って、一回も未だに無いんだよね。ちょっと寂しい。


 とある日、他の女子生徒とご飯を食べる機会があった。



「ねー、それわかるー」

「王女様っていつも城で何してるの?」

「えっとね」



 お人形に話しかけてるとか言えないし、植物に話しかけて会話の練習してるとか言えない。あと、自分が主役の小説書いてニヤニヤしてるとか言えないわぁ。イメージ崩れるし。





「あ、えっと、鍛錬とか、お姉様と優雅にティータイムとか」

「流石王女様ね」

「かっこいいわ」

「ど、どうも」



 あ、嘘ついてまた金メッキを貼ってしまった。これをすればするほど、立場が悪くなっていく気がする。



「お兄様、今日は何を作ってきたの?」

「これ、恵方巻きだな」

「ほうほうほう」

「決まった方角を向いて、願いを心の中で言いながら、無言で食べると願いが叶うんだ」

「え!? まじで!? めっちゃすごい! 嘘でしょ!」

「言い伝えみたいなのだからな」

「で、でも、凄い験担ぎじゃない! 早速食べよ!」

「てか、友達と食べなくて良いのかよ」

「お兄様が心配だから来てるんじゃない。妹の気遣いよ」



 あぁ、羨ましい。あの空気に混ざりたい。ゼロくんって失礼なこと言うけど、僕に気を遣ってる感が全然無いから接しやすいんだよなぁ。偶に使わなすぎの時もあるけど。



そんなゼロくんだが、変わった場面を目撃した。



「おい、落ちこぼれ俺たちの出席カード出しておけよ!」

「そうよ、姉と妹のおこぼれもらってるくせに」

「ひ、ひぃぃぃ、も、勿論出しておくヨォー」

「へへへ。出しておけよ無能」

「そうよそうよ」



 そう言って彼に出席カードを投げるように渡している生徒が数名いた。流石に看過できないと思い、あいつら全員王族権力でボコボコに!!


 してやろうと思ったがゼロくんは



「いいよ、気にするなよ」



 そう言って出席カードを捨てた。



「出しておいたよ! これからもお、俺が出すヨォ〜」



 出席カード出してるふりして捨ててるみたいだった。なんというか破天荒すぎるというか。ムカムカするからあいつら殴りたいと言っても



「いや、いいよ、あいつら落第だろうし。テスト範囲も違うところ教えてやったしさ」

「え、あ、そうなんだ」



 なんか、メンタル強すぎじゃないこの人。そして、テストが終わり、案の定、ゼロくんに出席カードをまかしていた連中は落第が決定した。



「て、てめぇ!!」

「この落ちこぼれが!」

「そうよそうよ!」

「なんてやつだ!!」

「お前が騙したせいで!!」

「いやでも、そもそも俺に任せなきゃよかったんですよね?」



 飄々としているが流石に看過できず、そこに入り込んだ。



「君達、テストをサボり授業をサボったツケが回ったんだよ。彼のせいにしてないで、反省したらどうかな」

「だ、第三王女……」

「マジかよ、ナナ様か」

「そ、そうよそうよ」




 彼等は流石に観念したようだった。だが、それで終わらずだった。



「おんどりやぁああああああ!!!!! アタシのお兄様をいじめたのはどこの誰だぁああああ!!!! ぶっ殺してやる!!!!」

「団長……ではなく、ゼロ様を虐めたなんて万死に値しますわねぇ!!!」

「しゃあああああ!!!!(猫の鳴き声)」


 イルザちゃんと、キルスちゃんという生徒が物凄い形相でキレていたので彼等は平謝りだったらしい。



「よしよし、お兄様怖かったわね、これからはアタシが何をしても守るわ!」

「いや、大丈夫なんだが」

「強がらなくて良いのよ」

「ゼロ様、わたくしもあなたの味方ですわ。何かあればすぐに連絡してくださいまし」

「にゃー」



 猫まで?! 猫まで彼の味方するんだ。やっぱり、彼は案外凄い人なのかもしれない。




◾️◾️




 妾は巨大な宝石の中に封印をされていた。


清廉一族せいれんいちぞく。嘗て聖神アルカディア様に血を与えられし一族。始まりは六大神による人類への攻撃からであったという。



 その際に、人類を守る為に立ち上がったのは聖神アルカディア様だ。我らが神は人類が対抗する為に一部に血を与えたという。


 そう、その血を与えられた者達の一族が妾達 、清廉一族せいれんいちぞくなのだ。



 200年前のことは今でも覚えておる。妾はその一族最後の生き残りであった。清廉一族のように他の神に力を与えられた一族、または神の力を求める存在、純粋に狂気的な信仰を集める者達。


 それらの板挟みにあってしまった妾は最後の最後に自らの力を振り絞り、争った。だがそれでどうにもなることもなく封印をされてしまった。



「目覚めよ。古の吸血鬼よ」

「……誰じゃ」

「私は単なる聖職者……あのお方の意思を代行する存在だよ」




 数百年ぶりの光の先に立っていたのは【まさしく神の意志を代行する存在】。これこそが運命なのだと妾にはすぐに分かった。

 練り上げられた最高峰の魔力が彼の実力を雄弁に語っていた。



「妾は、ここは……どこじゃ」

「知りたければついてくるといい」



 付いていくしかないとこの時に悟った。そして、妾はこのお方より世界の真実を知ったのだ。


 その事実は妾が幼い時に聞いた清廉一族の長に聞いた事実と酷似していた。やはり六大神は悪であったか、そして我らが神であるアルカディア様万歳。



 どうか、これからも妾達を側で見守っていてほしいと願っている。


 例え妾は人を捨ててしまったとしても……吸血鬼になったとしても、我が主よ。未だその体の傷が癒えぬとしても。




「団長殿、妾は大事な話があるのじゃ」

「うむ」

「ずっと言っていなかったことなのじゃが……いや、団長殿であれば知っておると思うのじゃが」

「うむ(多分、知らない話だろうな。知ってる感じだけは出しておこう)」




 妾は団長殿には清廉一族の末裔で最後の生き残りであることは言ってはいない。わざわざ言う必要もないと思っておった、なぜなら団長なのだから。


 だが、そこはしっかりと言葉で伝えておこうと思った。これから戦いは加速をしていく。互いに語り合うのは非常に大事なことなのだろうから



「うむ、それでじゃが……副団長殿は席を外してもらえるかの?」

「いえ、お気になさらず」

「いや、団長殿にしか話すつもりがないのでの」

「いえ、お気になさらず」

「お主……まぁ良いわ。お主に聞かれても変わらん。さて、団長殿。妾が……清廉一族せいれんいちぞくであることは知っておるじゃろう」

「……ふっ(急に知らん単語出てきた)」

「……そうでしたか(あ、昔血を与えた人間の一族だったんだ、この人)」




 ふ、この一連の流れだけで団長の器がわかったノォ?


 不敵に笑みを浮かべている団長はわざわざなぜそんなことを今更言うのか? とでも言いたそうにしておる


 しかし、反対に副団長はなんもわかっておらんかったの。前から思っておったがこやつは副団長に相応しいのが疑問だった。やはり、妾じゃな。




「流石は団長殿、わかっておったか。そう、妾はあの一族の最後の末裔。生き延びる為に人を捨て吸血鬼となったのだ。全ては……偉大なる神、聖神アルカディア様復活のために」

「そうか。それは君にとって大きな選択だったのだろうな(マジかよ。都市伝説のためにそこまでするのか)」

「お、おぉ!(わぁぁ!! 私のこと偉大なる神って言ってくれた!!)」



 ふっ、やはり団長殿は常に冷静に物事を見ておる、それに比べて副団長は相変わらず抜けているのぉ



「私から聞きたいのだが、清廉一族は【あのお方】を見たことある者がいるのか?(まさかとは思うけど、その一族で神様を見たことある人がいたら……あのお方が本当にいることになるけど)」

「いや、誰も。妾の大分の前の初代様だけ血を与えられたとか聞いていたの」

「そうか(じゃ、やっぱり神様居ないじゃん。すーごい前のご先祖さまの言っていたことずっと信じてるってヤバい一族じゃん! 厨二版ゾルディック家じゃん)」

「ふむふむ、そうでしたか(やはりあの時に血を与えておいて正解でしたね! まぁ、あの時血を与えないと死にそうにしてたので、結構ノリで血はあげたのですが)」



 団長殿は複雑そうな顔をしている。妾の一言からも何か他の事実にたどり着いているのじゃろう。一を知り、十を知るのみならず百を見据える。それが団長殿なのだから。



「それでなのじゃが、一つ団長殿にどうしても相談しないといけないことがあっての」

「ゼロ様、私からも彼女の言うことに協力してあげてほしいです!(慈愛神モード)」

「え? あ、うん。まぁ、構わんがね」



 急にこっちに擦り寄ってくる謎の副団長は無視するとして。妾には清廉一族として使命がある。先ずは聖神の復活、そして子孫をつなぐこと。



「妾にはどうしても果たすべき使命があるのじゃ。それは慈愛に満ちた神を復活させること」

「うんうん! ですね!(慈愛神モード)」

「これは世界を救うため必要じゃ。アルカディア様は人間を救うために身を捨て、ここまで人類史を繋げてくれた」

「うんうん。ですね!(慈愛神モード)」

「そのため、妾も人を捨てたのじゃがもう一つ妾には使命がある。これは妾が死に至った時の保険となるのじゃが」

「こんな素晴らしい信徒を私は死なせることはしません!(慈愛神モード)」

「うむ……それでじゃが、妾のもう一つの使命は……子を繋ぐことじゃ」

「ん?(疑問神モード)」

「団長殿、妾と婚姻を交わし、清廉一族の血を繋ぐパートナーとなってほしい!」

「あ?(邪神モード)」




 妾がそれを言うと団長はふむと、わずかに悩むそぶりをしているようだった。


「ゼロ様、チャイカ様は疲れているようなので半世紀くらい休みを与えてあげましょう」

「おおい! なんじゃお主は!!」

「いえ、そろそろ帰った方がいいかなと。外暗いですよ」

「寧ろ暗い方が好きじゃ! さっきからなんじゃ! お主は!」

「いえ、聖神アルカディア様を崇拝しているのに目的は色恋とはと思っただけですが」

「妾は一族の使命とのために団長に相談をしているだけじゃ! それにこの目的は団長殿、聖神アルカディア様復活のための役に立つじゃろうて!」

「それなら問題ないです。私がアルカディアなので復活してます」

「お前のような訳分からん欲の亡者が何を言っておる! 我が神の名を語るな!! 恥を知れ! 馬鹿者!」

「あ!? バカって言った!!! 私に向かってバカって言ったぁ!!」

「言うに決まっておるじゃろ! このバカ! 神の名を嘘でも語りおって!」

「嘘じゃないもん! 神様だもん!!」

「副団長の器じゃないのぉ!! そこをどけ! 妾が今日から副団長じゃ!!」

「譲りませんよ!!」




◾️◾️


 

アルカディア革命団、団長! 今日の格言!!!



こいつらレイナ&チャイカなにやってんの?】



以上!!






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