第4話 競争相手
その税は、他国にとっても仕方のないものだった。ぎりぎりの生活をしている他国は核廃棄物の処理をする余裕もない。かといって、適当に捨ててしまえば間違いなく人的被害は出るし、それをA国が禁止していた。
そんなとき、B国が核廃棄物の処理のビジネスに参入し、税を安くし、様々な国に取り入っていた。
A国は、B国にはなかなか強く出られず、ビジネスの競争相手になってしまった。
しかし、B国はA国ほど技術が進んでおらず、月まで核廃棄物を持っていくことができず、宇宙空間にゴミが取り残されて行った。
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