第5話

荒ぶる波や風を感じ

乱れゆく様だけに目を奪われていないか?


どんなに波や風が荒ぶっていても

よくみれば…

静かなところはあるはずだ

そこは…

一時、身の安全をはかれるところ

そして…

そこからみえるもの

荒ぶるまでの過程がみえないだろうか?


実態と真実の間には

あるがままの姿を映し出す

互いを繋ぐものがあるのに…

視点の違いで

個々の価値観の違いで

考え方、受け止め方の違いで

異質な何かにみえ、感じてしまう


人という…命ある者の不思議であろう

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