【短編台本】水着のお披露目【女性】

おまたせー。あっついねー。ってか更衣室めっちゃ混んでたー。


(近くで待機していた相手に近づく)


あ、浮き輪レンタルしてきてくれたのー?たすかるー。

……え、何?何か言いたそうな顔するじゃんー。


なに?パーカー脱がないのかって?……ふふーん。私の水着気になるんだー?

へへへー。見たい?見たいんでしょー?


(ゆっくりと重ね着していたパーカーのジッパーをおろす)


……あのねー。ほんとこんなひっぱっておいてなんだけどさー。

そんな……無いからさー……。ね?ごめんって感じ?


ふふふっ。わかってんじゃんー。


(パーカーを脱ぐ)


この水着可愛いっしょー?結構いい値段だったんだからー。


え?当たり前でしょー?

……私に可愛いって言っておいて、他の女に目移りしたら許さないんだからー。


(相手の腕に飛びつく)


は?当ててんの。水着なんだからわかるでしょー?

……いや、さすがの私も照れるんですけど。そんな顔真っ赤にしないでくれる?

ばーか。はやく遊ぼ。行くよ?

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る