透明な花とそれからへの応援コメント
これまた、世界的な何某にここへ来て先日悪戯されたわたくしにとって、思い返せば岡江さんや志村さんについてTVやネットで他人事で見ていたな……でもわたしも同じものに悪戯されていたのだなと改めて振り返りながら拝読しておりました。
どうなるか分からない不安と未知の後遺症。最悪は死。
当時はそうでしたものね。
このお話は、その点からは、「好き」という思いからの行動、そして罪悪感からの結果とはいえ、こうなってしまったという過酷なお話でもあります。
ただ、それを背負いながらも自らは「元気だ」としている健太さんの強さと里奈ちゃんへの対応が、同志の作品らしく優しさにしっかりと包まれていて、また、親友ふたりの健太さんへの反応とのGAPに考えさせられる面がありました。
大変良い考えさせられる3部作であったと思います。
作者からの返信
左手でクレープ同志様
お読み頂き、誠にありがとうございます。
ここで物語が一気に変わってしまいます。世界的な何某、私も苦しめられています。幾らかは自分の体験です。様々な後遺症が出てますが、一番困るのは記憶と言うか言葉が以前より格段に出なくて、下手な小説が益々下手に(笑)。
さて、この展開は明らかに通常の恋愛小説としては、決して書かれない結末だろうと思ってます。辛過ぎる運命です。でも最後に手の中に残ったモノが、彼にとって一番大事な事なんです。
いつの日か彼の病が少しづつ回復する事を願いたいです。
お褒めの御言葉、励みになります。ありがとうございます、深く、深く、感謝でございます( ;∀;)
透明な花とそれからへの応援コメント
3つの連作の物語拝読させていただきました。
三人の関係はやっぱり『優しさ』でした。
自分以外が幸せならいい。
なにも考えずに最後そう思った健太。
佳奈と祐樹の子供、里奈が泣いたのは健太に罪には罰なんだと言っているようでした。
最後に、ここまでの素晴らしい作品に出会えたことに感謝です。
まさに福山節といった作品だと思いました。
作者からの返信
西之園上実様
最後までお読み頂き、誠にありがとうございます。さらにレビューとコメントにて、過分過ぎるお言葉を頂き、勿体ない限りです。感謝でございます。
通常の連作と違い、断片のみでの構成で読者様にその隙間をご造像頂くと言う形にしてみました。一話、一話、での解釈の違いや想像が、この最後の物語で収束出来ていればいいのですが……。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございます、深く、深く、感謝でございます( ;∀;)
透明な花とそれからへの応援コメント
こんにちは。
「でもそんな僕を二人はなんだかほっとしたみたいに受け入れてくれて、許してくれたんだ。」
これがこの三人の関係性を物語ってますね。
三人で、一緒にいた大事な時間があって。
それは、外野からは、わからない「心」があったはず。
みんな、みんな、幸せになると良いな……。
作者からの返信
加須 千花様
一気にお読み頂き、さらにすごく嬉しい御言葉がたくさんのレビュー、誠にありがとうございます、有難い限りです。
がらりと変わる第3話。本来は中編くらいでしっかり書き込んだ方が分かり易い物語ですが、敢えて短編3作で終わらせました。
少し大げさで誤解を招きそうなのでキャッチコピーには採用しませんでしたが「人を人が愛するって言うのは、こういう事」だと思う所があります。勿論、もっと様々な愛の形は存在します。でも、これは僕なりの、ひとつの回答でもある訳です。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました、深く、深く、感謝でございます( ;∀;)
透明な花とそれからへの応援コメント
辛いなぁ。もう、辛くて涙が出そうです。
きっと主人公は辛すぎて病気になってしまったのですよね。
自分ではどうしようもないよね、自分の心も他人の心も、結局自分の思い通りになんてならない。
心の底からふたりが好きで、幸せになって欲しいと願う気持ちに嘘がないとわかるから、余計に辛いと感じる。
主人公が一生懸命、幸せを感じようとして微笑んでいる姿を見ても、彼の心は晴れない霧の中にいて今も苦しんでいるのではないかと私はおもってしまう。
一緒に泣きたくなりました。
作者からの返信
あきこ様
最後までお読み頂き、誠にありがとうございます。
お辛い気分にさせてしまい、申し訳ございません。戸惑いを産んでしまう三部作、最終話となります。
人生と言う関わり合いで心の絆が生まれて、様々な想いを育み、喜びや悲しみやそのほか多くの感情を人は知って行きます。彼はとてもシンプルな感情だけが、その手の中に残りました。
健太が病に侵されその心が辿り着いた先、仰る通り苦しいものかもしれません。一緒に泣きたくなるという言葉に、あきこさんのお優しい心が有難いです。
最後までお付き合い頂き、とても嬉しいです。ありがとうございます、深く、深く、感謝尾です( ;∀;)
透明な花とそれからへの応援コメント
うおおおおんん!泣
(あまりにも長文で泣き散らかしてわめき散らかしてしまったので全部消しました。そして、落ち着きました。笑)
主人公は大事なものを失ってしまったけれど、変わらないものもあった。
そして失った分、何かを得るのかな。
そのとき主人公は、幸福を感じるのかな。
そうだといいな。
でもかつて主人公はそんな時、先ずどこに行きたいかを強く思い描く事が大切だって言った。
そして先に進もうと考えて戸惑いながらもがくなら、それは素敵なことだって言った。
うまく言葉に出来ませんが、そんな彼ならきっとこの先も大丈夫だって思いました。
なんだか色んなことを考えさせられるお話でした。
目頭と心がじんわり。素敵な物語をありがとうございました(*´ェ`*)
作者からの返信
大入 圭様
最終話まで読み進めて頂き、誠にありがとうございます。
三部作、こういうエンディングを書かせて頂きました。戸惑いになられたかもしれませんが、これが私に見えた物語です。
他の方にも書かせて頂いたのですが、人生と言う時間の中では、自己という存在が同じ様でいて、少しづつ変わっていきます。成長という言葉だけでは終われない人間の変容。突き詰めれば同一性のない存在でもあります。ですが、自己を自己たらしめている「何か」が存在しています。
健太はどんな自分でありたいのかという想いの中で、とても大切にしていた想いだけは、何があろうと決して手放さないのです。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。深く、深く、感謝でございます( ;∀;)
透明な花とそれからへの応援コメント
おお、これは。
なんというか、随分と予想外のところに連れてこられたというか、まさかこういうふうになるとは、と驚いたというか。
健太がどうなってしまったのかについては色々な可能性が考えられるけれども、それに本人は罰を受けたと考えてかえって清々しているけれども、これは罰なのではなくてむしろ救いなのかもしれない。
罪と罰はワンセットとするなら、そしてこれが罰ではないのなら、そもそも罪ではなかった。そんなふうにも感じました。
第一、当のふたりが受け入れているのだから、世間的には許されなくても、ただ、それだけのことであって罪ではなかったんだな、とも。素敵な連作でした。
作者からの返信
SSSS.SLOTMAN様
早速お読み頂き、誠にありがとうございます。
三部作の最終話、かなり戸惑われてしまう展開ですいません。罪と罰の構造については、感じて頂けた通りで正解かと思われます。どうしても幾つかの解釈で主人公に対し、罰を求める方もおられるかとは思うので、トラップ的に書いてます。仰る通り別に罪と言えるものではなくて、三人の関係性を考えれば、おのずと答えは出るのですが、まだまだ私が未熟なので、わかりにくいかなぁとも思っております。
なんとか最終話に辿り着きました。ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました。深く、深く、感謝でございます( ;∀;)
透明な花とそれからへの応援コメント
78センチって、確かに半端な数字だなと思ったら。
七と八の数字の意味、とってもKACにふさわしくて素敵でした。
お見舞いに来た佳奈と祐樹の気持ちを思うと、あああ、切ない……。
作者からの返信
竹部 月子様
早速お読み頂き、誠にありがとうございます。
がらりとこの最終話が行きつく先が変わり、戸惑われたかと思います。箱に関して思いっきりお題を外して、物語の一部を示唆する道具として使わせて頂きました。ふさわしいと言って頂き、わかりにくいこの物語を読み解いて頂けた竹部さんの鋭い感性、流石でございます。すごく嬉しいです(感謝)。
すっかり変わってしまった健太。佳奈と祐樹は激しく動揺してしまいますが、その大切な絆が切れる事はないと思います。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。深く、深く、感謝でございます( ;∀;)
透明な花とそれからへの応援コメント
まさかこのコンテストでこんな感動作を読めるとは。
(ノД`)・゜・。
実は一話目を読んだときに、主人公の行動にまったく共感ができず♡も残せませんでした。でも、二話目が好きだったので三話目を読んでみたら、同じ人物なのにすべて異なる印象で驚きました。こんな表現方法もあるんですね。
心に残るお話をありがとうございました!
作者からの返信
陽咲乃様
お読み頂き誠にありがとうございます。
過分なお褒めの御言葉、恐縮でございます。第1話では私が未熟な為に、ご不快な思いをさせてしまい申し訳ございませんでした。
三部作という形態で、異なる時間と変わらぬ想いを、心情に添い作風を変えて書かせて頂きました。
人生と言う時間の中では、自己という存在が同じ様でいて、少しづつ変わっていきます。成長という言葉だけでは終われない人間の変容。突き詰めれば同一性のない存在でもあります。ですが、自己を自己たらしめている「何か」。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。深く、深く、感謝でございます( ;∀;)
透明な花とそれからへの応援コメント
ああ。……ああ、ああ……そっか……〝くん〟〝さん〟、か……ああ……。
もう、泣きました。悲しさや切なさもある、でもそんな中に、揺るぎない、大切なものが輝いているのを見つけました。
もしかすると健太くん自身が思う以上に、周囲から見れば「変わってしまっている」のかもしれない……どこか夢幻を彷徨うような心情描写が、強く胸を締め付けるものがあります……がっ。
それでも、これだけは、きっと決して揺るぎないもの……
>「君のパパとママが大好きなんだ」
>「二人の事が、とても、とても、大切なんだ、僕の一生の友達なんだ」
それが娘さん里奈ちゃんを通して、二人に伝わりますようにと、願ってやみません……!
切なく、儚く、けれど美しい、三部作で展開された物語の見事な着地……本当にお疲れ様でした、そして素晴らしい物語、ありがとうございます……!
登場人物達にฅ(TωT*ฅ)どうか幸せあれ……!
作者からの返信
初美陽一様
早速お読み頂き、誠にありがとうございます。そしてレビュー、なんという勿体ない御言葉の連続、三部作をここまで愛して頂いて有難いです、嬉しいです、勿体ないです、感謝でございます。
本当はもっとわかりやすく幸せな物語を書いた方がいいのです。そういうお話が私はそもそも好きなんです。
ですが、こう、形にできない、なんとも言えない感覚を書いて見たくなりました。そのイメージから「透明な花」という言葉が生まれました。私の中で、とても曖昧で、触れられない、何かを象徴しています。
うまく形に出来たかまるで自信がない物語です。様々なご意見を頂きましたし、私の中でも色々と考えさせられました。そしてこの最終話を書き終えた時に、自分なりですが、未熟ながらも達成感を得る事が出来ました。だからこそ、初美さんのたくさんのお褒めの御言葉の全てが、すごく励みになり染み入ります。
最後までお付き合い頂き、誠にありがとうございます。深く、深く、感謝でございます( ;∀;)
透明な花とそれからへの応援コメント
福山典雅様、コメント失礼致します。
自分はなんともなく感じていても、周りから見ると激変していることってありますよね。
私も自分ではだいじょうぶだと思っていても、医師からするとまだ療養が必要なようです。
幼馴染みとの再会は、そのことを暗示しているように感じました。
作者からの返信
カイ.智水様
お読み頂き、誠にありがとうございます。
コメント頂き嬉しいです。ご療養中なのですね、お身体大事になされて下さいませ。
作中での幼馴染との再会、健太にとっては嬉しい事でありますが、仰る通り、自分ではなにも感じなくとも、周囲から見た自分が激変しているという場合にあたるかと思います。作中では優しい時間の中で健太は「泣かないで」って気を使います。何かが変わっても彼は彼なりに、変わっていない部分を知っているのだと思います。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。深く、深く、感謝でございます( ;∀;)
透明な花とそれからへの応援コメント
好きな相手に燃えるような感情を伝え合って、想い合うもの同士結ばれる感じる幸せ。花を愛で、そこにあるものを、こころ穏やかに愛おしく感じることが出来る幸せ。
病気になる前の、そうはならなかった不幸せ。自力で新しい幸せを掴めるに越した事はないのでしょうけど、幸せな二人を見るたびこころに痛みが生じ続けるならば、って神様の思い遣りなのか。切ない感情がとまらないです。
作者からの返信
矢口こんた様
早速お読み頂き、誠にありがとうございます。
三部作最後の物語です。深く物語を読み取って頂き、有難い限りです。何故健太がこんな目にあってしまうのか、それはもしかして何も理由がない事かもしれません。人生で起こる出来事は意味がある様に考えれば全てに意味が生まれ、何も考えねば意味など生まれて来ません。でも人生は案外そういう思考の右往左往で出来ていて、だけど進まなければいけないのだと思います。
最後までお付き合い頂き、嬉しいです。ありがとうございました、深く、深く、感謝でございます( ;∀;)
透明な花とそれからへの応援コメント
なんということだ。
あの結婚式のあと、こんなことになっていたとは。
第一話を読み返してみて、まず思ったこと。
「いつものように、祐樹、佳奈と呼ばせて下さい」と言っていた健太。
でも第三回では、くんづけ、さんづけしてるんだよ・・・。
一人称だから分からないようにマスキングされている部分がたくさんあると思うと、恐怖心すら感じます(もちろん褒めてる!!
『アルジャーノンに花束を』みたいな。。。
「すごく嬉しくなってニコニコした」という反応も、過去の陰キャっぽい健太とはずいぶん違うんですよね・・・子供に返っているような、きっと親友の二人には健太の変化がはっきりとわかるんだろうなあ。。。
作者からの返信
綾森れん@「G’sこえけん」👑読者特別賞様
早速お読み頂き、誠にありがとうございます。さらにラストのセリフに痺れる素敵なレビューまで頂き、ただただ、感激でございます。
一気に空気が変わる三部作最終話です。このエンディングをどう読み取るかは、様々な解釈があるかと思います。もっとわかりやすく説明を多くする事も可能ですが、未熟な書き手ながら全ては読者様に委ねました。
多分言葉にすると狭まってしまいそうな、そんな感覚的な世界が伝わればと思いました。まだまだ未熟です。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございます、深く、深く、感謝でございます( ;∀;)
透明な花とそれからへの応援コメント
三部作見事でした!泣けちゃいますよ(泣)
8に反応してしまいました。八はそう、末広がりなんですよね(笑)ちょっとうれしかったです。
健太が病気になってもずっと二人を大好きな事を忘れていないのが、良かったなと思いました。
作者からの返信
八万さんへ
早速お読み頂き、誠にありがとうございます。さらにしっとりとして詩的なレビュー、すごく嬉しいです、深く感謝でございます!
「8」に反応されるのが流石は八万さんです。末広がりが万と成す、素敵なお名前ですから!
様々に読み取れるエンディングですが、この形になってしまいました。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。深く、深く、感謝でございます( ;∀;)
透明な花とそれからへの応援コメント
恋愛系三部作ってなんか既視感あるなぁ、なんて思って読んでました。
切なくて、しっとりした人の心が伝わってきてよかったです。
昔見た深夜アニメになんか、こんなフンイキのがあった気がします。
三本立てで、失恋>成田離婚>再会、な流れ(主人公男女交互に入れ替わり)だった気がします。
雰囲気は「ハートカクテル」に似てたなぁ。
バツイチ男性を指して「まだ入籍してないから△」って言ってたのが印象的でした。
作者からの返信
三流FLASH職人様
早速お読み頂き、誠にありがとうございます。
三部作終わりました。全話、作風を変えて、連続性はなしで、詳しい説明も書かず、読者の方にご判断を委ねました。心を読み取って頂き嬉しいです。
深夜アニメ、観てはいませんが、なんとなく空気は察します。そういうのいいですよね。
連載でお忙しいのに最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。深く。深く、感謝でございます( ;∀;)
編集済
透明な花とそれからへの応援コメント
福山さん、こんばんは。
第一部から第三部まで読ませていただきましたが……、只今、余韻に浸っております……。
第一部で、健太が突拍子もない行動をして、でも、それを佳奈と祐樹は止めなかった。ふたりは戸惑いを、健太を受け止めたんですよね……。そこに、第二部の佳奈との話がきて、第三部での記憶の喪失。全部に意味があって、三人はただ、お互いのことが大好きなだけなんだろうなあって思いました……。許し合える関係性は優しくて、でも、とても切ないです。
暖かさの中に混じるほんの少しの痛みが、とても心地の良いお話でした。
この度は読ませていただき、誠にありがとうございましたm(__)m
作者からの返信
槙野 光様
3部作お読み頂き、誠にありがとうございます。
こちら第1作目で賛否両論あったのですが、構わずに書き切りました(笑)。色々と皆様の考えを伺いつつ、コンプライアンス的かつ共感性の側面で、「表現の矮小化」を危惧しました。
とは言え、私なりの変らない想いを追いかける物語です。
第3作の形、これは私の中にある普遍的なメッセージを表す一つとなります。まぁ、その辺りはいつかもっと書いていく予定です。
まだ色々と自然な書き方はあったかと思いますが、まるで作風を変化させて、それぞれの違うアングルから一つの物語が浮かび上がる様にしました。基本的には、楽しんじゃいましたね(笑)。
こういう3人の男女の関係性、私は人って表面上だけの方が楽だし、そういう関係の構築には長けている人が多いと思っていますが、本当に心から信頼し合える関係性をやっぱり目指すべきだと思うんです。そういう人と知り合えた時間と言うのは、人生の中でかけがえのない時間になると思います。
最後までお付き合い頂き、感激です。お褒めの御言葉が強く励みになります。深く、深く、感謝でございます( ;∀;)