短編小説へんてこな世界で僕たちは シーズン1
ふざけた狼人間
短編小説へんてこな世界で僕たちは
健太はある日、不思議な夢を見た。
「はっ・・んっ・・ここは」きょろきょろする健太に一人の男が話しかけてきた。
「どうした健太・・・早くいくぞ」(誰かわからないが心配してくれて・・いるようだ)「おいお前ほんとにどうしたんだ」声をかけてくれてはいるがガン無視して、周りを見回す。(1.5mぐらいの色とりどりの壁に囲まれている。壁と壁の間は6mぐらいか・・・まるで迷路だ!)すると、奥から目がいっちゃってる、太っちょな二足歩行のカバの着ぐるみ?みたいなのが近ずいてき。(目がいってる・・・・ヤバイ・・直感で分かったあいつ俺の子と遣る気だ!。「はっ」横を見ると1.5mのスプーンが。(こっこれだ~)スプーンの持つところを急いで両手でつかみ、カバのきぐるみに「ドーン」。
(動かなくなった遣ったのか)少し疑問になりながらカバの着ぐるみを見ていた。
「凄いな健太」(また話しかけられた)「あなた誰ですか」「俺だよ、ま・さ・と」
その時、健太はドキッとした。(俺の幼馴染の名前)。「さすがにわすれ・・・」「忘れるわけないじゃないか、冗談だよ。まさと」「おっそれならまぁ」(僕たちはこの世界が何なのかよく知らない。まさとはただ先に来ただけらしい。来たって言っても、目を開けたらあの迷路にいてっ混乱してたらいきなり前に俺が現れたらしい。この世界な一体何なんだ。やけに生き物の量が多い。人生で一回も生で見たことない生き物に今日十五回はあった)。
のそのそと二人は歩いていた。歩いて二日経った。二人は不思議がっていた。(おなかがすかない・・・・別にいいことなんだろうけど・・・・おなかがすかない)。
すると、廃墟のビルを見つけた。登っていくと底には太っちょな二足歩行のモグラの着ぐるみと太っちょな二足歩行のイルカの着ぐるみがいた。(モグラとイルカ!!)やはりどちらも目がいっている。「うおーーー」まさとはモグラの着ぐるみにもう突進した。モグラはパンチを繰り返しまさとに打ち、まさとはもぐらに近ずけない。
(えーいけるでしょーモグラにパンチ・・・あっイルカの方が近ずいてきた)。
「おいお前、お前だよ、お前、消えろーー」イルカがとんでもない悪口を言ってきた。「ん~~お前は最初から聞こえてんだよ・・消えろ・お前が消えろ」「きゅーーなんだとふざけたこと言いやがって、けちょんけちょんにしてやっる」「あっなんだけちょんけちょん?ふはははっはは・・・いいだろうやろうじゃねーか、このういぶたがーー」イルカは健太に向け、健太はイルカに向け、もう突進。両者顔面をぶつけ。「ふざけんな!豚はお前だよ」「はあーーー」「バン」
健太の怒りの拳により、イルカは死んだ。なぜかこの世界では血がないらしい。
まさとはモグラをビルから落とすことに成功した。「なあ」「んっ」「お前そんな口悪かったけ」「ごめんごめん」「ゲームの悪影響だな」(まさとは幼馴染、小学校は違くて中学が同じ、高校は違うのだ。久しぶりに会えたな)「どうした健太、思い出し笑いか」「あっんん~うん」「ブーーーーーーーー」。
(はっ・・・・・・夢・・・・だったのかぁ?・・・・んっやべぇ遅刻はやだからしたくしよ・・・・・それにしてもへんてこな夢だ)。
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