#01
「おはよぉりくとくん!」
「おはよぉう!りおなちゃん!」
今日も幼い子の二人の挨拶が聞ける私。
私はこの幼稚園に来て1年
幼稚園教諭の免許を取って初めて就職したこの場所
私はクラスの副担任につけるようになった
このクラスの陸斗くんと里緒奈ちゃん。
この二人が可愛すぎて毎日の癒しになっている
この二人がいれば辛い幼稚園教諭の生活が幸せな幼稚園教諭の生活になっていた
もうこの子たちは年中。
あと1年でこの子たちが卒園かぁ...
なんて思ってると寂しく思うがいつも気を抜かずにお世話をしている
「おかせんせー!いっしょにここでおべんとうたべよぉ!」
「おかせんせぇーはやくぅ!」
「はーい!今行くね~!」
ここの幼稚園は、給食がなく保護者のみなさんが作ってくださるお弁当を
園児のみんなは持参している。
幼稚園の中だったらどこの場所でもいいから食べてもいいことになっている
管理下の中だから。
私は可愛い可愛い、陸斗くんと里緒奈ちゃんに呼ばれたのですぐにお弁当をもって向かった
「おかせんせぇいっしょにたべよぉ!」
「おかせんせぇいとたべたい!」
「いいよ笑一緒に食べようか」
と言いお弁当箱を開けた
青空と自然が見えるベランダで
幼児2名と大人1名で昼ごはんって逆に言えばめずらしくないですか??笑
「そうだ、今日はどんなことしたの??」
「おかせんせぇ、いなかったのぉ?」
「そう、ごめんね。丘先生、やらないといけないことができて今日このクラスにいなかったの」
「きょうはねぇりおなちゃんといっしょにおえかきして、にわとりごやのおそうじして、としょしつでえほんよんで、いっしょにはさみでちょきちょきしてたのぉ!」
「へぇ楽しかった??」
「たのしかったぁ!」
「じゃあ今日は里緒奈ちゃんと陸斗くんはずっと一緒に居たんだ!」
「そおなの!」
「いいねぇ、」
「おおきくなったらね!ふたりでいっしょにいるんだぁ!」
「ふふふっ、笑」
「いっしょにけっこんするって決めたのぉ!」
「そうなんだ笑ずっと一緒にいるんだよ??」
「うん!」
「ぜったいだよ?りおなちゃん!」
「わかったょお!りくっとくん!」
「よし、じゃあ約束もしたし、お昼食べちゃおっか!粘土の時間が始まっちゃうよ!」
「そうする!いっしょにたべようりおなちゃん!」
「ねんどはじまっちゃう!たべよう!りくとくん!!」
「よしじゃあ先生も一緒に食べちゃうね!」
「おかせんせぇのきょうのおかずなぁに?」
「たまごやきはいってる?」
「うーん今日はね、卵焼きは_____」
私は
里緒奈ちゃんと陸斗くんが結婚する約束を横から微笑みながら
ずっと見ていました笑
2人がずっと一緒にいることを願っています笑_____
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます