第6話人間は弱い
おおよそ、この世の中に生まれいで、強い人間はいるのだろうか?
自分は強い人間と発言出来る人はいるのだろうか?
僕は20代までは誰にも負けまいと、仕事を頑張ってきたが、精神が悲鳴を上げていたのにも関わらず、無理して働いて精神を病んだ。
今回、まな板の上で捌くのは、精神力に付いて。
僕はとても弱い人間。
若い時はそんな事思いもしなかったが、いざ自分が精神障がい者になったら、あ、人間って簡単に壊れるんだな、と思った。
普段の生活、仕事でいっぱいいっぱいなのに、嫁さんは4年後に離婚すると言った。
僕が精神障がい者ではなく、現役でバリバリ働いていたらこの結末は無かったと思う。
最近、妙に寂しい。
千茶が居なかったら、どうなっていたのか?
再婚出来るなら、この人としたいくらい信頼している。
だが、去年、寝るから◯時に起こして!って言って寝て、時間にモーニングコールを受けたら、時間通りに起こす馬鹿がどこにいるかっ!と、言ったらしくて、千茶は泣きもう関係を解消しようとしたらしい。
僕は平謝り。
悪い事をしたと思う。
世の中の孤独な人々は何を思いどうやって暮しているのか?
お金があっても、サービスと言う名の会話しか出来ない。
キャバクラでも、フィリピンパブでもマウントを取る馬鹿がいる。
愚の骨頂だ。
幸い僕には息子がいる。良く電話する。
近くには母が住んでおり、弟との連絡もしているし、千茶もいる。
だが、僕の心は満たされない。
だから、書くのだ。承認欲求があるのかも知れないが、僕は違う。
ただ、自分の作文がどう思われているのか?だけを知りたい。
弱い人間は弱い人間の言い分がある。
たまには、小説にすがりたい夜もある。
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