第7話

教室に入ると、みんなから質問される。


「いや、俺も分からないマジで」


________



義姉視点


優がいないと寂しいな・・・せっかく会えたのに離れるなんて一時的にも嫌だよ。


それにしても、懐かしい。何年振りだっけ??高校なんて・・・


「春、弟くんに素直になったの?」


夏!!まだ若いね。


「そうだよ。」


「・・・ついに、本当はツンデレの本性を出して来たか」



(優はね。ずっとお姉ちゃんに嫌われてると思ってたけど、いつもお姉ちゃんのことばかり考えてたのよ)



優からしたらツンツンしかない、嫌な義姉だったんだよね。


「もうこれからは、デレデレで行くよ」


「・・・一体この1日でどんな変化があったの?」


別に隠すことでもない・・・でも



私、本当は弟くんのことが好きだったんだよね。



夏には悪いけど、これは隠しておくのが得策なのか??

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る