第5話
義姉視点
「優と話をさせて下さい。おねさん」
「お姉さんじゃ無いって言ってるじゃない」
「そうなの??じゃあ、お姉ちゃんはなんなの?」
「私は、本当にゆうのお姉ちゃんだよ」
「でも俺にお姉ちゃんなんて居なかったよ」
ダメだ、優の年齢からだとまだ記憶を失って居る頃だ。
だから、私が姉だとうまく認識出来てない。
「お姉さん、契約しましょうよ」
「・・・っ何よ」
「優を独占しないことです。じゃないと今の優に私が都合よく話しても良いんですよ」
「・・・っ」
・・・く、ぶがわるい・・・
「分かったわよ」
「ありがとうございます。じゃあ早速、優、一緒に今から遊ばない?」
この泥棒猫が
「え、俺これからお姉ちゃんとお出かけするから。ごめんね春ちゃん」
優!!やっぱり最高の、弟君だよ!!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます