第4話
両親は信じてくれなかった。
そして家の恥晒しだとまで言われてしまった。
「・・・優、聞いたぞ」
3つ年上の兄がやって来る。
「・・・お兄ちゃん、俺」
「あー、知ってる。優はしてない」
「・・・っ!!」
驚く、両親全く信じてくなかったし、
「優・・・俺は小さい頃から優しい所を誰よりも見ている。他人思い出し、人のことを、俺にも気を遣える。兄である俺がしっかりしないと思うほどに」
「・・・そんなことは」
「ある。だから俺は信じた。今回の冤罪は優じゃなくても別な人、別な奴が弟だったら、俺も信じてなかっただろう。だが、優だから俺は信じる。」
「・・・お兄ちゃん」
嬉しかった。両親は信じてくれなく、家族の中では一人で生きづらくなるのかと思ったけど、兄は信じてくれた。嬉しい。心の底からそう思った。
だが、俺は知らなかった信じてくれたのは兄だけだと
よろしければ星をお願いします。星で凄く描く力が上がります。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます