第4話

両親は信じてくれなかった。


そして家の恥晒しだとまで言われてしまった。


「・・・優、聞いたぞ」


3つ年上の兄がやって来る。


「・・・お兄ちゃん、俺」


「あー、知ってる。優はしてない」


「・・・っ!!」

驚く、両親全く信じてくなかったし、


「優・・・俺は小さい頃から優しい所を誰よりも見ている。他人思い出し、人のことを、俺にも気を遣える。兄である俺がしっかりしないと思うほどに」


「・・・そんなことは」


「ある。だから俺は信じた。今回の冤罪は優じゃなくても別な人、別な奴が弟だったら、俺も信じてなかっただろう。だが、優だから俺は信じる。」


「・・・お兄ちゃん」


嬉しかった。両親は信じてくれなく、家族の中では一人で生きづらくなるのかと思ったけど、兄は信じてくれた。嬉しい。心の底からそう思った。


だが、俺は知らなかった信じてくれたのは兄だけだと


よろしければ星をお願いします。星で凄く描く力が上がります。

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