クラスメイトの喧嘩を止めて、みんなの相談役になった俺だが冤罪でもう遅い

激 辛

第1話

俺はクラスメイトから相談役窓口と言われて居る。


転校して来た頃は、このクラスは荒れており、虐めとか喧嘩とかいがみあいの毎日だった。


でも、そんな毎日嫌だし、転校生であることを存分に使いみんなと等しく関わりが少ないこともあり、みんなと仲良くして居た。


そして、自分で言うのはなんだけど、おかげでクラスメイトは仲良くなった。先生達からも仲介したことを褒められている。


ーーー


「その、優。やっぱりそうなのかな?」


「うーん、俺が周りから情報を聞いて来るよ」


「ありがとう」


ヒロは春が好きみたいで、好みや趣味が気になって居た。そして春には好きな人が既にいると言う話を聞いた。


で、ヒロは臆病者になり誰が好きなのか、心配で俺に聞いて来た。


このような相談事は仲直りしてから多くあり、俺も相談を受ける側としても応援したくなるし、頑張る姿は見てて楽しい。


ーーー


情報によるとヒロではないらしい。誰かは教えて貰えなかったが・・・ヒロ、残念だったな。でもこのクラスには居るみたいだから俺的にはその男子も幸せになれるかも知らないし・・・複雑。


そんなことを思って居ると


「痴漢よ!!」


「え、違、」


俺は痴漢の冤罪に掛けられてしまった。

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