戦闘狂がVRMMOでかつての仲間と最前線を駆ける！

第68話 掲示板

ミーシャたんを見守る会

：さぁ、第2陣が来るけどみんな今、レベルいくつだ？

：45

：30

：40

：41

：10

：待て待てw、10って何があったんだよw

：仕事が立て込んでてな......脅威の30連勤、仕事サボりついでに必死に上げた10レベだよ......

：第2陣が来たぞ！

：なんかすまんな......困ったことがあれば掲示板のよしみで助けてやるよ

：ついに来たな！

無能主：こちらスレ主、ミーシャたんを見守る位置に待機完了

：有能

：有能

：有能

無能主：狂犬と飼い主が子供を連れてる

：？

：え？結婚してんの？

：あの二人から産まれた子供とか戦いたくないんだけど

無能主：カーソルはNPCだから、クエストかな？

：びっくりしたぜ

：あの戦闘狂2人から産まれた子供とかこの世を滅ぼすだろ

：ちょっと見てみたい自分がいる

：やめとけ首切られて死ぬだけだ

無能主：ミーシャたんに絡むバカ出現

：なに！？

：(ｶﾞﾀｯ!!

：ｺﾛｾｪ!

：やっておしまい無能主

無能主：あ、狂犬が外に連れ出した

：あ

：あ

：南無阿弥陀仏

：あ

：アーメン

：あいつは良い奴だったよ......

スレ主の目の前では1人目の厄介者がイオリによってギルドの外へ連れていかれる光景が見えている。

そして、我先にと外へ出ては野次馬の一員になって掲示板の仲間に中継を開始する。

：ありゃ......

：柔道の技とか出せるんだ......

：狂犬何でも出来んじゃねぇの

：相変わらず強いなぁ

何度も何度もイオリが厄介者を外へ連れ出しているからか、いつの間にか掲示板では別の話題に切り替わっていた。

：クランとか作るの？

：ミーシャたんを見守るクラン？

無能主：予定はしてないけど要るのか？

：欲しい！

：欲しい！

：あったら入るわ

：入ってやらんこともない

：特に予定ないから入ろうかな

無能主：まじか、まあ検討しとくわ

：おう

：よし

：頼むぜリーダー

：あ、狂犬達帰っちゃった、子供可愛かったのに

：通報したわ

：やば

：ロリコンだ！捕まえろ

ロリコン：違う！

ロリコン：え？

無能主：スレ主権限で名前を変更してやったぜ

ロリコン：どぉぉぉじでぇぇぇ、ロリコンじゃなぁぁぁい！

：有能

：有能

：これは警察もびっくりの逮捕速度

無能主：お前ら個性が無さすぎるんだよ、見つけたヤツから名前付きにしてやる

：お前ら、かっこいい名前にして貰えるように失言は避けろよ

無能主：よし、失言回避ニキに命名

失言回避ニキ：え？

失言回避ニキ：終わった......

：雑w

：可哀想

：社畜ニキはどこへ

無能主：もう変えてるぜ、チャットしてみろよ、社畜くん

社畜：不名誉だ

：ガチだw

：無能主無駄に仕事が早いんだよ

：無能とは

：いざという時動けないから、無能には変わりない......

◇とある夫婦

「ん〜、あなたは相変わらずタンクなのね」

「そういう君は魔法使いじゃないか」

「やっぱり手に馴染むもの仕方ないじゃない」

「僕も馴染むから仕方ないね」

夫婦はたわいもない会話をしながら冒険者ギルドへと向かう。

不幸にもイオリ達は去った後で、出会うことは無かったが、無事に冒険者登録を済ませる。

最強のパーティが揃うのにはもう少し時間がかかりそうだ。

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短いけどごめん

まだ体調が万全じゃないので寝まくってる。

鼻と喉が異次元の痛みw