第18話 春の睡眠の日/『春眠』
隣の席の子は授業中堂々と居眠りする。現国の先生は我関せずで淡々と授業をしているけど、英語の女性教師はピリピリしているから私の方が気が気じゃない。
休み時間になると起きて早弁を食べながら「春眠暁を覚えずだから」昼寝のくせに泰然としている。
彼の常に眠たそうな目が嫌いじゃないから困る。
◆3月18日は「春の睡眠の日」/2024年3月18日作
#140字小説 『春眠』
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます