【必見!】寝取られざまぁ小説の書き方のススメ

Yuki@召喚獣

はじめに

 こんな創作論を書いておきながらいきなり何言ってんだコイツという話を一番初めにします。


 僕は寝取られざまぁ小説が好きではありません。


 もう一度言いますが、僕は寝取られざまぁ小説が好きではありません。



 大事なことなので二回言いました。


 そんな僕ですが、寝取られざまぁ小説を読まないわけではありません。というか、結構読みます。


 僕は創作する側の人間なので、どうしても創作側の気持ちをもって様々な作品に目を通してしまいます。そうした目線から見るカクヨムや小説家になろうなどのWeb小説投稿サイトに散見される寝取られざまぁ小説は、まあはっきり言って別に面白いものではありません。


 では何故読むのか?


 ストーリーの参考だったり、キャラの心情描写の参考だったり、まあいろいろあるのですが、一番の理由は「なんとなく」です。


 なんとなく目につくタイトルに、なんとなく目につくキャッチコピー。


 寝取られやNTR、ざまぁという単語や要素は人の目を引き付けやすく、作品を読むというハードルを心理的に下げてくれる効果があります。


 いまや恋愛・ラブコメジャンルにとどまらずファンタジーや現代ドラマなど様々なジャンルで人気を獲得している「寝取られざまぁ」小説。人気があるということはWeb小説ユーザーにとって需要があるということで、需要があるということは読んでもらいやすい題材だということです。


 自らの作品を読んでもらいたい書き手側にとって、こういった題材を「自分には合わないから」「自分には書けないから」と指をくわえて見過ごしてしまうのは非常にもったいないですよね?


 こんなに人気の題材なのに創作論ジャンルを見ると、この題材の書き方を大々的に扱っている創作論がほとんどない。ということで、僕が書きます。


 ただ、注意してもらいたいのは「寝取られ」というものは大変に人を選ぶ題材です。好きな人は好きですが、無理な人はマジで無理なんです。なので、この題材を選んだ時点で一定数以上の読者を切り捨てるとともに、様々な『ご意見』が飛んでくることを念頭に置いておく必要があります。


 ここで書いていることを実践したからと言って、100%読んでもらえる小説が出来上がるわけではありません。最後はこの創作論を読んで実際に創作に取り掛かるあなたの計画、戦略がものを言います。ですが、そこに至るための一助になる、そんな情報を書いていきたいと思っています。


 ちなみに、人気の寝取られざまぁ小説を書いている知り合いがいるのなら、こんな木っ端の創作論なんか読んでないでその人に話聞いた方が絶対いいです。ていうかその人に創作論書くようにお願いしてください。


 基本的には誰でも思いつくようなことを書いていくので、肩ひじ張らずにゆるっと読んでくだされば幸いです。

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