俺は3分以内に君を愛さなければならなかった

おもち

第1話窓から現れたあいつ

 俺の名前は吉本拓也(よしもとたくや)普通の男子高校生だった。なぜ過去形なのかというとまあ、病気だ。癌らしい。余命は少ないらしいが、もうどうでも良くなってきている。なぜなら今、癌に関係なく殺されかけているからだ。大きな鎌が首筋に当てられている。

「あなたがいけないんです!私のことを愛そうとしないから!せっかく3分も考える時間をあげたのに!」

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る