仮面暴徒(ブレイカー)討伐部隊

 仮面暴徒ブレイカーを討伐するため、仮面装属ノーブルが編成した部隊。

 表向きは、人々の安寧のため、悪逆を働く存在を罰するために動いている。

 本命は、仮面暴徒ブレイカーの首領:アストロン・イルルイドが元仮面装属ノーブルである事実を闇に葬るため、仮面装属ノーブルの問題児である戦闘局マーシャルパーティーのウィルソン・ウールを始末するため、仮面装属ノーブルが所持していたルートの1つ:所有の仮面と仮面の適合者バイパーになれる仮面を知れる占貌せんぼうの仮面を回収するために動いている。おまけで仮面暴徒ブレイカーが持つ大量の仮面も手にしたいと思っている。

 討伐以外の目的も孕んでいるため、各管轄パーティーから選出した仮面の適合者バイパー19名とそれ以外の約500名で構成されている。

 そのうち、仮面の適合者バイパーは以下のメンバー。

 仮面暴徒ブレイカー討伐部隊の総司令官を務め、特務局レェインパーティー第三等級熟練者サード・エキスパート、絶交の仮面の適合者バイパー:キハル・ソンシャン。

 仮面暴徒ブレイカー討伐部隊の副司令官を務め、諜報局サイレントパーティー第五等級熟練者フィフス・エキスパート、狒々の仮面の適合者バイパー:レック・レーフェン。

 戦闘局マーシャルパーティー第四等級熟練者フォース・エキスパート、鵺の仮面の適合者バイパー:セリュ・トーリ。

 蒐集局コレクションパーティー第五等級熟練者フィフス・エキスパート、蜘蛛の仮面の適合者バイパー:カステロイド・ジェネシード。

 戦闘局マーシャルパーティー第一等級初級者ファースト・ビギナー、雷の仮面の適合者バイパー:ライク・シン。

 工作局ストラクチャパーティー第一等級初級者ファースト・ビギナー、大鷲の仮面の適合者バイパー:ハロルド・ローハイ。

 戦闘局マーシャルパーティー第二等級初級者セカンド・ビギナー、狼の仮面の適合者バイパー:ウィルソン・ウール。

 ミリ・キャコプが率いる守護局ガーディアンパーティーで編成された6人組のチーム:修羅。

 女性のソラシア・ミラクが率いる断罪局ジャッジメントパーティーで編成された3人組のチーム:天候。

 男性のトーマ・クンジが率いる断罪局ジャッジメントパーティーで編成された3人組のチーム:黒犬。

 当初は各地に点在する仮面暴突クラッシャーの始末に回っていた、チーム:修羅・チーム:天候・チーム:黒犬が先に到着していた仮面暴徒ブレイカー討伐部隊に合流後に仮面暴徒ブレイカーを討つ想定だったが、近似人種アプレイス:ガクウ・ポルポとラピス・ヌルクの介入で早々に動くことになった。

 そして討伐に動いていた際、ガクウ・ポルポの一撃で部隊はほぼ壊滅し、さらに仮面暴徒ブレイカーの首領を取り押さえるべくまちの外にいたキハルとセリュは近似人種アプレイス:クーシャ・プラーネの手により仕留められた。

 仮面暴徒ブレイカーが片付いた後は、合流した12名を除いた、討伐部隊唯一の仮面の適合者バイパーの生き残りであるハロルドの指揮の下、撤収作業を進めている。仮面装属の統治領域ノーブル・フィールドの秩序を乱す、悪逆を働いていた仮面暴徒ブレイカーに関する問題は表向き終わりを告げたが、行方知らずの所有と占貌と正体不明の多数の仮面、さらに当事者であり、生き残っているとされるコレクター(実際は死んでいる)を探し出そうと動いている。

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