海の王国

8XX年現在、平安時代の日本のどこかに漁業が盛んな村があった。


その村の海底に人魚の王国があったのだ。


その昔、野蛮な人間から王国を守った王は英雄だった。

王は強い妖力をもっており、

美しい歌声とハープの音色で王国を守り民に感動を与えたのだ。


そして年月がたち、王と王女の間に王子が誕生日した。


民は大喜びし、王子が生まれた日から毎日お祭り騒ぎだった。


王子は海音かいとと名付けられ、すくすくと成長し心優しい子に育った。


海斗は子供ながらも父親譲りで強い妖力を持ち、

その能力で王と一緒に悪霊や妖怪から民と海の生き物を守っていた--




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