変な夢

 今朝、変な夢を視たのです。


 わては学生か何かなのか、数多の若人と共に体育館に集められるのです。床に体育座り。お芝居を観るとのこと。

 主演は神木くんだった。

 ご立派なスーツを着て、身体全体を使って何か喋りまくるんですけど、どこか田舎の人みたいな喋り方をしていて、それが全然違和感なくて、さすがプロだなー! って感動したんですよ。


 一旦、神木くんは消えて、よく知らん夫婦が仲良く写真を撮ってもらってました。ご婦人の腕の中には赤ん坊。そして、どこからか使用人っぽい女性がやってくる。

 赤ん坊の母親なのです。

 彼女から赤ん坊を取り上げたみたいで、返してくれと泣く母親を、ご婦人が蹴り飛ばし、笑顔で写真を撮られてました。


 その人達が消えた後に再びの神木くん。神木くんは多分探偵で、どこぞの旧家に赴くんです。そこではちょうど……娘さんが嫁に行くのか、お嫁さんがよそからいらっしゃったのかしていて、とある決まり事をしようとしてました。


(多分)特別な部屋で、一晩過ごす。


 それで嫁入りは成功、次の夜に旦那と初夜、みたいな。神木くんはそれに付き合うのです。

 で、娘さんがなんやかんやでお亡くなりに。

 さてどうするってなるんですけど、娘さんの下にまだ二人、年若い娘さんがいるから、その人達に代打を頼もうってなって、一人は特別な部屋の中、もう一人は部屋の前で眠ることに。

 でも代打の人達も結局……。

 部屋の前で寝ていた娘さんはなんて効果音と共に一瞬で姿を消してしまい、家中てんやわんや。もう代打になる人がいないのです。

 神木くんは事件を解決してみせると叫び、そこで唐突にミュージカルが始まる。神木くんは歌わず、わての好きな俳優さんが出てきてロック調に歌い上げ、一旦休憩にしましょうか、という所で暗転。


「犯人は私なのです」


 暗闇の中、知らんおっさんの声が響きました。誰やねん、でも犯人だって言ってるし、犯人なんだろう。

 黒本は自供パート大好きなので、続きを待つわけです。さてこの事件のトリックは!


 そこで目を覚ましました。


「……今じゃない!」


 こんなに悔しい目覚めは記憶にないです。トンチキでもいいから事件の解明してほしかった!

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