第四一話 ソフィアと公開●●●


 上体を起こしながら、膝の上にソフィアを乗せ……背面座位の形に。


 彼女の滑らかな肌の感触が胸板に伝わってくる。


 そんな体勢となりつつ、俺は後ろからソフィアの両脇に手を差し込んで。

 豊かな純白の乳房を、鷲掴みにした。


 ぐみゅんっ♥


 まるでスライムのようなソフィアの柔らかおっぱい。

 その感触が掌全体に伝わると同時に、


「んにゃっ♥」


 刻印を力強く煌めかせながら、甘い吐息を漏らすソフィア。

 そんな彼女の首筋を吸って、痣を植え付けつつ……

 ドスケベな爆乳をメチャクチャに揉みまくった。


 もにゅんっ♥ もにゅんっ♥ もにゅんっ♥ もにゅんっ♥

 ぎゅむっ♥ ぎゅむっ♥ ぎゅむっ♥ ぎゅむっ♥


 パン生地を捏ね回すような円運動を経てから、撫で付けるような上下運動へ。


 変幻自在に形を変えるスライムおっぱい。


 どこまでも沈み込む指先。


 桁外れな柔らかさ。


 汗ばんだ純白の肌が、しっとりと心地良く、掌に吸い付いてくる。


 もちゅんっ♥ もちゅんっ♥ もちゅんっ♥

 にちゅっ♥ にちゅっ♥ にちゅっ♥


 浮き出た汗が原因か、乳を揉む度に淫らな水音が鳴り始めた。

 そんな乳房の上部においても、


「んちゅっ……♥ ぇろっ……♥ ちゅむっ……♥」


 舌を絡ませ合うことで生じるキスの音色が響く。

 そんな俺達の有様に、静観を続けていた《戦乙女ヴァルキリー》達が顔を真っ赤にして、


「な、なんだか」

「う、うん。イケないものを、見てる気分……」


 全員の刻印が淡く発光し始める。

 そんな様相を目にしながら、俺は思考を巡らせていく。


 乳揉みとベロちゅ~。

 欲に身を任せても良いのなら……ここよりさらに先へと、進んでしまいたい。


 だがそれはダメだ。

 パラメーターの伸びが悪くなるまで、つまり皆の前で行う乳揉みとベロちゅ~の興奮度が落ちるまで、次の段階へ進むわけにはいかない。


 そんなふうに自らの欲望を抑え込みつつ……

 俺は強化行為プレイの仕上げへと移った。


「ん、ちゅっ…………んむぅっ!?」


 激しく唇を貪り合う中、ソフィアの喘ぎ声に驚愕の色が混ざった。

 その原因は、俺の指先。

 乳揉みの手を止め、代わりに――


 突き立った彼女の先端を、ほどよい力で摘まみ始めた。


「ふぁんっ♥ あっ♥ んんっ……♥」


 キスも中断し、全神経を集中させて、そこを攻めまくる。


 くにゅっ♥ くにゅっ♥ くにゅっ♥


 軽くねじるようにして刺激。


 しゅりっ♥ しゅりっ♥ しゅりっ♥


 指先で優しく撫で回して刺激。


 きゅっ♥ きゅっ♥ きゅっ♥


 全体を搾るように擦って、刺激。


 そうしていると、ただでさえ強かった刻印の発光がさらなる煌めきを放ち――


「ん、くぅっ♥ な、なにか……なにか、くりゅっ♥」


 でろんと舌をまろび出しながら、ソフィアが「へっ♥ へっ♥」とはしたない吐息を漏らし始めた。


 そんな彼女に極限を超えた興奮と、桁違いの強化をもたらすべく。

 俺は、ラストスパートをかけた。


 きゅっ♥ きゅっ♥ きゅっ♥ きゅっ♥

 かりっ♥ かりっ♥ かりっ♥ かりっ♥


 乳首を強く刺激すると共に、ソフィアの耳元でソッと囁く。


「皆、君のことを見てるぞ」

「んはぁんっ♥ い、言わない、れぇっ♥ は、恥じゅかしぃ、からぁっ♥」

「そんなふうに思うことはない。堂々と見せつけてやろう。君のエロくて可愛い姿を」

「んんんんんんんんっ♥」


 言葉を用いることで、肉体だけでなく精神をも昂ぶらせていく。


「君は最高だソフィア。こんなにも魅力的な異性と出会えて、俺は本当に幸せだよ」

「フゥ~ッ♥ フゥ~ッ♥ フゥ~ッ♥」


 もはや言葉を返す余裕すらない。

 パラメーターの上昇は確実にピークへと達している。

 そんな数値の変動がそのとき、一際大きなものへと跳ね上がり、そして――


「んにゃああああああああああああああああああああっ♥」


 舌を突き出しながら絶叫するソフィア。


 全身が激しく痙攣すると同時に、刻印の煌めきが莫大なものとなる。


 眩しくて何も見えない。

 室内全域に太陽光が満ちたような有様。


 そんな中。


「んきゅううううううううううううっ♥ み、見ないれぇえええええええええっ♥」


 跳ね回る魚のようにビクビクと下半身を揺らすソフィア。


 刻印の発光によって全員が瞼を閉じていたことで、その姿は誰の目にも映らなかったが……なんとなしに、現状を察することが出来た。


 そして室内に広がっていた輝光が収まった頃。

 ベッドの一部がびっしゃびしゃになっていたのだが、当然、誰もが見て見ぬふりをした。


「あへぇ……♥」


 頬をこれ以上なく緩ませながら、ソフィアが背中を俺の胸へと預けてくる。


 どうやら失神したらしい。


 こんな調子だと、強化行為プレイは日に二回が限界となるだろうな。


 ただ、その代わり。


「全項目が三〇パーセント前後上昇、か。凄まじい効果だな」


 一度に上昇する値がとてつもないことになっている。


 ソフィアの最終パラメーターは現状の一、五倍を目標としていたが、この調子で伸ばすことが出来れば、エリザ共々、三倍、四倍にも跳ね上がるのではなかろうか。


 昂揚感を覚えつつも、俺は意識を失ったソフィアの頭をそっと撫で、


「本当に、お疲れ様」


 ゆっくりとシーツの上に寝かせてやると……

 目前にやって来たシャロンとリゼへ、顔を向けた。


「オ、オズワルド、様……」

「アタシ達は、そのぉ……」

「「ふ、二人、同時にっ……!」」


 そんな彼女等の要望も含めて。

 俺は三九名の《戦乙女ヴァルキリー》全員との行為を済ませていった――

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