ダブルヒロイン 〜ハッピーエンドで笑って〜

穂波ふうな

登場人物紹介


永田ながた明日実あすみ

 緋山ひやま女子学院・高等部1年D組23番。文芸部。相手の言動から心情を汲み取ることが得意だが、自身は感情表現が苦手で、強がってしまうことが多い。月刊少女漫画誌『すまいる』を愛読し、ヒロインへの憧れを抱くなど根は無邪気で純粋。寂しがりな一面もある。

 誕生日は2月25日。ひとりっ子で、母親と仲が良い。一人称は主に「あたし」だが、文芸部や改まった場では「私」。家では稀に「アミ」(幼少期からの愛称)。


中村なかむら光莉ひかり

 D組24番。学校に行ったり行かなかったりする中学時代を過ごした。中2の半ばまではダンス部に所属していたが、現在は帰宅部。自分に自信がなく、繊細かつ口下手。優しくて思いやりがあり芯は強く、人の傷みに寄り添うことができる。趣味はドラマ鑑賞。

 誕生日は6月6日。3人きょうだいの末っ子で、4歳上の兄と3歳上の姉がいる。一人称は「私」。


堂本どうもと衣都いと

 D組22番。バスケ部。穏やかな性格で裏表がなく、ボーイッシュな見た目。いわゆる「女子校の王子」で、学年問わずファンが多い。明日実とは中2からずっと同じクラスで、何かと世話を焼いている。


藤井ふじい真凛まりん

 D組。調理部とチアダンス愛好会を掛け持ちしている。快活な性格で、交友関係も広い。衣都とは中1からの友達。


田中たなかうらら

 D組21番。美術部。群れることが嫌いで単独行動を好む、一匹狼。少し無愛想で口数も少ない。中1の時にも明日実と同じクラスだった。


田中たなか音羽おとは

 C組。合唱部。自由で人懐っこい。中2で同じクラスだった明日実とは、廊下で話すほか一緒に下校することもある。平凡な苗字がコンプレックスで、苗字で呼ばれることを避けており愛称は「はーちゃん」。


園田そのだ幸大こうだい

 D組の担任。理科(化学)。初めて担任を受け持つことになったが、生徒たちと真摯に向き合う。2020年4月に大学生活最後の年を迎えている。


染谷そめや美桜みお

 明日実にとって、初めてできた友達のひとり。文芸部の同輩でもある。


渡部わたべ沙季さき はやし穂希ほまれ

 中1の頃、美桜とともに明日実と一緒に過ごすことが多かった。


鈴木すずき千尋ちひろ 坂東ばんどうすず

 文芸部の同輩。


橋本はしもと藍良あいら 町田まちだ桃香ももか

 光莉の友達。中1の時は3人同じクラスだったが、中2で光莉だけ別クラスになって以降、距離ができている。


青山あおやま

 C組の担任。国語科のベテラン教師。「イケオジ」と人気が高く、園田からも慕われている。


櫻井さくらい

 養護教諭。明日実と光莉の中学時代をよく知っている。


紺野こんの

 文芸部の顧問。


木戸きど

 明日実の中学3年間の担任。社会科。

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