愛媛のイヨカン
今日、夕方、帰り道。
ちょうど、川の上にかかった橋の道を
テクテク
と歩いてた。
西の空は、紅くなってて、めっちゃきれい。
日没だ。
橋の真ん中くらいで、後ろを女子ふたり、めっちゃしゃべりながら歩いてる。
めっちゃ笑ったり、しゃべったりしてる声、めちゃめちゃ聞こえてくる。
だから、女子ふたり、わたしの後ろを歩いてきてるの、わかる。
わたしは、ふと、ふりかえって
「愛媛のイヨカン、好き?」
って、ふたりの女子に聞いてみた。
「「えー?好きよー!」」
って、声をあわせて、ふたりで言ってる。
「よしっ!じゃあ、家に行こうー!」
って、わたしは、女子たちに言った。
「「わーい!」」
って、ふたりは、めっちゃ喜んでる。
☆
「はいっ!イヨカン」
って、ふたりに、手渡した。
「「うわー!おいしそうー」」
ふたりとも、めっちゃ喜んで、食べてる。
わたしも、いっしょに食べた。
「愛媛のみかん、おいしいから好きー」
って言ったら
「「うちらも好きー」」
って言ってる。
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