前のエピソード――メガネが本体

　春はあけぼの。有名な『枕草子』のはじまりです。大河でも話題になってますね。見てないけど……。ちなみに、平安時代の春って「立春から立夏まで」なので今で言う2月から4月らしいです。気になってググっただけで、知識があったわけじゃないです。いやぁ、便利な時代になりました。

　清少納言が「春の夜明けはすばらいしい！」と言っていますが、自分に言わせれば「そんなこと、どうでもいいわ！」って。いや、確かに冬から春にかけて、徐々に明るくなる空は嫌いじゃないです。でもね、それはヤツの季節ってことですよ。そう、花粉症の季節です。

　春一番はとうの昔に吹きましたが、風が強くなり、いよいよ本格的に花粉症の季節到来です。この間、会社の休み時間に散歩していたら喉がやられました。急に来て死にかけました。いや、本当に。この世のスギを全て伐採したい、って去年の七夕に書きました。

　そうはいっても、春は夜明け以外にも桜も綺麗ですし、新しく物事が始まる季節です。まあ、楽しいことばかりと限りませんが。例えば社会人1年目とか、ね。新入社員の皆さん、無理せずに適度に頑張りましょう。適度に、これ大事。心身の健康を第一に。ワークライフバランスの時代ですから。

　おっと、話がそれました。春は新しいことを始めるきっかけでもあります。自分も何か始めたいですね。

　毎年、新しい趣味を１つ作るのがここ最近のマイルールでして。別に長続きしなくてもいいんです。食わず嫌いは良くない、って感じです。趣味が多ければ書き物に活かせますし、私生活が充実しますから。最近だとボルダリングや書き物です。挑戦してダメだったのはデッサンとか。美術館が好きだからといって絵が上手いわけもなく……。

　ただ、今年は何も新しいことを決めずにダラダラと来て、もうすぐ3月。何にするかな。まあ、無理に捻り出すのも良くはないので、思いついたらでいいか。