第2話 にゃんとも無い

『にゃんとも無い』

 急に暴れまわり、フーフーしている。髭はピンと伸び、御鼻はピンク色になっている。

 何かあったのかと心配してみるものの思い当たる節はない。

 と思っているといつも通りに戻っている様子の事。

 またその様子に慣れ、いつの間にか暴れていても風景になってしまっている様子の事。



 使い方

「おい、お前なんでそんなに落ち着きがないんだ?テストか何かあったけ?」

「いや別に」

「あれ?何かいつも通り?」

「そうだよ。別ににゃんとも無いよ」

「なんだ。にゃんとも無いのか。なら大丈夫だな」




  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る