殺人鬼の屍に咲く黒百合
門星空作666
殺し屋の思索
殺し屋に一番近い職業は何か、と聞かれたら
私は迷わず作家か、芸術家。と答えるだろう。
何方にせよ浮世に巣食うボウフラの様なそれ以下な
人でなしである。
できる限りこの二択は人生の選択からよける事をお勧めする。
何故ならそれらの人間は
物の価値より理解を求め。孤独の底の泥に沈み
巨大な帝国を創り続け。
孤独を愛すはずが誰よりも肌を求めてしまう。
人からも運からも神からも才能からも見捨てられ
本当の意味での仲間は自分だけになってしまう。
そこで拗らせると雪や悪魔、
自分の周りに安っぽい虚栄心を薄く張り殻に閉じこもって
矛盾と正当と衝突と絶望と救済と罰と快楽と自傷と自問自答とを過ぎるくらいに改軌し答えを求め傷つく阿呆である。
同族同士なら分かり合えるかも・・・?
などと思っていけない。
互いを貪りあい、醜い足の引っ張り合いが起きる。
此処まで悪口ばっか上げてきたが長所もある。
それは、作家は自然で当たり障りのない『嘘』が得意な点である。
これは創造は全て嘘から始まり嘘に終わる事に由来する。
そしてその嘘で、人の頸に何重も巻き付いている『凡庸な日常』
を引き千契り
自分しか感じていなかった異界に自分じゃ何も気づかない愚かな大衆を幽閉し極限まで金と人としての尊厳を搾り取り朽ち果てるまで貢がせられることである。
いいぞもっとやれ、偽善者サイコー!!!!!
などの所存である。
*ウチの六文銭がさんざんっぱら悪口言ってすみません
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