調査

シーン7:風紀委員会港湾出張所


GM:はい、では智江、リラ、君たちは風紀委員会港湾出張所、という港エリアの派出所みたいな場所に、呼び集められた。君たちを集めた人物は、風紀委員長ベアトリス・ハックマンだった。


ベアト:来たか。

リラ:おーすベッキー!

ベアト:ベッキー言うなカレー女。(一同笑)

智江:では某国の姫殿下のようにベアさんと!

ベアト:恐れ多いからマジでやめてくれる?(一同笑)


GM:コイツらの相手は他の生徒会や番長連とは違う意味で疲れる…そう呟いたベアトリスは机の上に綺麗に積まれた書類から一束、資料を取り出す。


GM:お前達があの怪物を撃破してくれたおかげでいくつかわかった事が有る…一応声を掛けたんだが当事者が二人ほど居ない。何か聞いているか?

智江:さぁ?あの船に乗っていて制服を着てた以上、新入生だとは思うんですが…

リラ:自分らも事後処理とか避難誘導とかに走り回ってたんでー。


GM:君らも出れるけど出る?

桜:さっきのコンボで侵蝕上がり過ぎたから引っ込む。

純歌:純歌的には菜南と桜がこっちならそっち出る理由今ん所無いし良いや。

GM:りょ。


ベアト:まぁ良い。どうやらあのジャームは何者かによって船を襲うように暴走させられたようだ。

智江:何か痕跡が?

ベアト:いや、状況からの推測だ。確証は無い…無いが、やり口がな。噂に聞くファルスハーツとやらの手引きかもしれない。関係が有るかはわからないが、あのジャームの背中からこんな物が見つかった。


GM:そう言って手袋着けて戸棚の中から割れた仮面を取り出します。

リラ:ペルソナ?(一同笑)

GM:ペルソナ5の初報が2014年なんでまだその発想は影も形も出ませんな。作中2013年なう!(一同笑)


智江:仮面…

ベアト:そうだ。…イカに、仮面。妙に嫌な予感がする。

リラ:風紀委員デカの感ってヤツぅ~?

ベアト:言いたい事はわからんでも無いが茶化すな。…さておき、もしまた今回の様な事件が能力テストの最中などに起きたらより酷い事態になりかねん。お前達にも引き続き、出来る限りの警戒を続けてほしい。

智江:了解です!

リラ:ウィルコー。


ベアト:また何かわかったらお前達にも連絡する。時間を取らせて悪かったな。


GM:そう言って、ベアトリスは書類を眺める作業に戻ります。会話は終了、という事で良いでしょう。君たちはこの場を後にして、シーン終了です。

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