「恩師」

これまでの人生において

たくさんの

様々な恩師に出会った

皆、素晴らしい人達ばかりだった

そうでない人達もいたが

迷惑ばかりかけてしまった人

傷つけてしまった人

分かり合えないままに

別れてしまった人

才能を認めてくれた人

友人のように接してくれた人

孫のように可愛がってくれた人もいた

皆、素晴らしい人達ばかりであったが

ただ

わたしの底知れない心の闇と

わたしという人間の本質を見抜き

捉えていたのは

親でも兄弟でもなく

親友でも恋人でもない

三十ハ年生きてきてただ一人

白崎寛大先生、その人だけである

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