「今日という日が終わるころ」

今日という日が終わるころ

インディゴの空に

茜の雲路に

鳥は飛び立つ

今日という日がおわるころ

月はそっと漂う

夜の帳を待つように

今日という日がおわるころ

信じて疑わなかった

なんの意味もないのだと

今日という日がおわるころ

ほんの束の間

われにかえる

今日という日がおわるころ

これまでの日々を

われはおもう

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