クロッカス猫の目線に咲いてをり

くろっかすねこのめせんにさいてをり

季語は「クロッカス」です。


クロッカスは春の訪れを告げる花で、茎が短く、低いところに花を咲かせます。

この時期、花壇などでよく見かけますね。


公園で野良猫がクロッカスをじっと見つめていたのがおかしく、その情景で一句詠みました。


「猫の目線」という表現が面白いとのことで、先生と何人かの参加者の方から選をいただきました。


他方、先生からは、クロッカスが「咲く」のは当たり前であり、下五が余計である。

上五と中七を活かして、下五を別の言葉に変える工夫+必要に応じて全体の組み換えをしたほうが良いとのご指摘をいただきました。


なかなかここに別の5音を入れるのは難しいなぁ……。

「○○○○や猫の目線のクロッカス」といった形の方が収まりがいいですかね。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る