第4話
文化祭 三日目 最終日
眠い・・・そして、扉が今日もうるさい。
「ねぇ、兄貴・・・どうしたの??おととい何があったの??」
俺は無視をする。
「ねぇ!!答えてよ。私こんなに暗い兄貴、今まで見たことないよ。無視されたのも初めてだよ。ねぇ私謝るから、返事してよ。兄貴の……お兄ちゃんの文化祭、私も楽しみだったんだよ。ねぇ返事して」
俺はよく妹に
【兄貴って暑苦しいんだよ。】【何かも必死で見ていて痛いし、】【何もやらないで欲しい。】【しつこい話しかけないでよ】【兄妹だからって私に関わろうとしないで】
と、関わらないように言われてる。
両親は仕事が忙しくて家に居ないから、俺は頑張って妹の面倒を見ようと努力し続けた。
なんかそれも冷めた。
携帯を確認する。件数が2000を超えてる。10倍になってるじゃないか。まぁ答えないから変わらない。
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