Alone

でるべきいやめづらしき紅の月にはなれぬ月並つきなみな悲しみさえも僕だけの世に比類なき宝物かも



誰からも理解されない苦しみの慣れ親しんだ和音の響き



楽しげな人にひたすら嫉妬して悲しげな人をひたすら嘲笑あざわらいやしい自分をいつわって涙を流しなげく日々心正しくありたいと願う願いはかなわない心の中に住んでいる天使は悪魔にかなわないこの世の中に一人きり人と同じになれなくてただ僕だけがもがき苦しむ

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