春「聞いたよ、妹ちゃんと1ヶ月、口を聞かない約束してるんだってね」

「そうだよ。」

「妹ちゃん、悲しんでたよ」

　一応、俺なりに許容したし、それにそんなこと言われると期間延長したくなるじゃないか

　「俺も悲しいよ色々と」

「ずっと大切にしてた妹じゃないの！！」

「そうだなぁ」

「なら、許してあげてよ」

　・・・デジャブ

「・・・だから1ヶ月取ってるんだろう」

　一ヶ月はゆっくりさせてくれよ、(延長しないとは言ってない。)

「・・・そうだけど・・・ねぇ、」

「ん？？」

「私には幾ら怒っても良いから妹ちゃんを許してあげて」

「・・・ぷ・・・」

　思わず笑ってしまう。

「・・・今おかしなこといった？」

「あぁ、俺より姉妹だなって」

「・・・そりゃずっと一緒に居たし」

あ、俺が思ってたことを伝わったんだ。・・・久しぶりだな

「つか・・・それは俺もだ。」

「・・・うん」

　あ、嫌味通じてない？？

「とりあえず、いいからさぁ、二人とも俺のことをほっといくれよ」

「・・・優、わかった。私も一ヶ月、優とは話さない」

「そうしてくれ」

理解してくれた。一応幼馴染だな。

　「・・・じゃあね、優」

俺はやっと孤独を手に入れた

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