第5話
「お兄ちゃん」
家に帰ると妹が俺を迎えるように玄関で立っている。
「春さんと今日話したんだよね」
「そうだけど、」
相変わらず噂が早い
「お願い、春さんを許してあげて」
「・・・」
久しぶりに話す兄に言う言葉それ??
「お願い!!」
「嫌だけど」
「そんな、春ちゃん本気で反省してるよ」
春は反省してるか・・・
「ねぇ、夏・・・立場が変わったね」
「立場??」
「そう、俺も前は今の春みたいに必死に何度も誤ったなって・・・まぁとりあえず、俺も迷惑かけたな。俺が兄のせいで夏も変な風にいわれただろ」
「それはあったけど、今はいいの。あとさぁ・・・反省するその償いとして許してあげて」
ふぅー、あー叫びたいだけど・・・抑えることが出来た。
「嘘、ごめん。反省してなかった。兄面すれば、話が終わると思っただけ」
「お・・・お兄ちゃん、どう言うこと??つか何今の言い方??私・・・結構大変だったんだよ」
そうだろうな。酷い目で見られただろうな、ごめんな(少しのガチの謝罪の気持ち)
「俺も大変だった。あと俺は夏のことを妹だと思うの辞めたから」
「はぁ??」
「いや、俺は身勝手に生きようと思ってさぁ・・・いや辛かったし」
もう兄妹とか、幼馴染とかどうでもいい。いや違うむしろ関わらないで欲しい。これ以上傷つきたくないし、
「お、お兄ちゃん」
「俺、一応家あった方が便利だから今日帰ってきたけど、もうそんなふうに俺を言うなら、出て行くから」
「お兄ちゃん、どうしちゃったの??そんな急に出ていくなんて・・・酷いことを妹に言うなんて」
「いや、そんなこと言いたくなるきっかけは沢山あったろうだろう。」
「そ、そうだけど・・・出て行かないでよ・・・もう言わないから出ていかないで」
「さっきからお兄ちゃんって言ってるけど、まぁそれは本人の自由か、まぁとりあえず、これからはお互い出来る限り関わらないで昨日までと同じようにしようや」 「お兄ちゃん」
家に帰ると妹がすぐに見えた。
「春」
「花見さんと今日話したんだよね」
「そうだけど」
電話でもしたのか、俺は連絡出来ないようになってたけど
「お願い、花見さんを許してあげて」
「嫌だ」
「お願い!!」
「立場が変わったね」
「立場??」
「そう、俺も前は今の春みたいに必死に何度も頼み込んだなって」
「・・・っ」
「いや、春は幼馴染の姉のため、俺は自分のため、違うか」
「あの時は」
「まぁとりあえず、俺も迷惑かけたな。俺が兄のせいで春も変な風に見られただろ」
「それはあったけど、今はいいの。あと反省するその償いとして許してあげて」
「嘘、ごめん。反省してなかった。兄面すれば、話終わると思っただけ」
「お・・・お兄ちゃん、そんな、私結構大変だったんだよ」
「俺も大変だった。あと俺は春のこと妹と思うの辞めたから」
「はぁ??」
「いや、俺身勝手に生きようと思って誰も信頼して来れないし、今回のこと実はお父さんもお母さんも全部妹の方を味方でさぁ、いや辛かったよ。」
「お、お兄ちゃん」
「俺、一応家あった方が便利だから今日帰ってきたけど、もうそんなふうに俺を言うなら、出て行くから」
「お兄ちゃん、どうしちゃったの??そんな、そんな急に出ていくなんて」
春は泣いてひざまつく。
「いや、そんなことあるかも知れない出来事沢山あったろうだろう。あとそれくらい、花見を許したくないってことわかるだろう?」
「そ、そうだけど。お兄ちゃん、お兄ちゃん、辞めて出て行かないでもう言わないから出ていかないで」
夏、涙を流して言葉も上手く言えてないながも喋るがそれを無視するかのように優は夏の言葉を無視して一方的に話す。
「さっきからお兄ちゃんって言ってるけど、まぁそれは本人の自由か・・・これからはお互い出来る限り関わらないで昨日までと同じようにしようや」
「嫌だよ。そんなの、お兄ちゃん」
優は部屋に向かった。
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