21〜30篇
お誕生日ありがとう
友達の誕生日まで、あと三時間を切ったところ。おめでとうは時間ぴったりに伝えたくて、眠い目こすって起きていた。
あともう少しと時計と一緒に時を数える。ついに時間、用意していたメッセージを確認して送信ボタンを押す。ぴこん、とメッセージが送られて、ミッションは終了、そう思っていたら。ぴこん、ありがとう、の文字。
わたしが起きてるだろうからって、起きてたそう。こっちの方が嬉しくなっちゃった。
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